金 4,709円 (-25)

プラチナ 3,691円 (+2)

2/9、ニューヨーク市場の金相場は小幅上昇。前日付けた7カ月半ぶりの高値の1200ドルを下回って推移した。依然、不安定な株価を背景としたリスク回避の動きや、ドル安の進行が支援材料になった。世界経済が景気後退に傾く可能性があるとの懸念や銀行をめぐる不安から、株式相場は3日続落。安全資産を求める動きとなって、金は1日以来7%超値上がりした。ドルが対主要通貨バスケットで約4カ月ぶりの安値に沈んだことも金相場の支援材料になった。アナリストらによると、金は買われ過ぎと見なされる中、心理的な抵抗線の1200ドルを試す勢いに乏しかったことから、利食い売りが誘われる場面もあった。コメルツバンクのアナリスト、カールステン・フリッチェ氏は「株式市場が落ち着かない限り、リスク回避姿勢は引き続き(金にとっては)大きな支援材料になる」と指摘した。金現物は米東部時間午後2時12分(1912GMT)時点で、0.1%高の1オンス=1192.30ドル。この日の高値1198.90ドルと8日に付けた7年半ぶりの高値の1200.60ドルを下回った。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物4月きりの清算値は0.70ドル高の1オンス=1198.60ドル。9日に日本の10年物国債の利回りは初めてマイナスとなり、安全資産への強い需要が浮き彫りになっている。東京貴金属の金相場は3営業日ぶり小反落。終値は、中心限月の12月先ぎりが前日比変わらずの4362円、他の限月は3円安~変わらず。日中立ち会いは、大幅高となったニューヨーク金相場の地合い引き継いで買いが先行したが、年初の安値から1割近い上昇に達する中、円高進行が意識され、その後はポジション調整の売りにじりじりと値位置を下げ、マイナス圏に沈んだ。午後は方向感を欠いて小幅にもみ合った。東京ゴールドスポット100は変わらずの4391円で取引を終えた。銀は小じっかり。10銭~1円30銭高で終了した。白金は反落。中心限月の12月先ぎりは13円安の3408円、他の限月は7~22円安。NY白金相場の上昇を受けて日中立ち会いは高寄りしたが、円高に上値を抑えられると、売り優勢となり安値圏に沈んだ。パラジウムの終値は3円高の2月当ぎりを除き18~34円安だった。