金 4,702円 (+60)

プラチナ 3,655円 (+6)

2/5、ニューヨーク市場の金相場は不安定な取引となる中で3カ月ぶり高値に続伸した。米雇用統計が強弱入り交じる内容で、利上げ回数など今年の米金利見通しを再び見直す動きが高まった。週間ベースでは、1年超ぶり高値水準となる見通し。1月の米雇用統計では、非農業部門の就業者数が予想を下回る伸びとなった。一方で、賃金は上昇し失業率が8年ぶりの低水準となるなど、雇用市場の回復が引き続き堅調なことが示された。スタンダード・チャータード銀行(ニューヨーク)の貴金属アナリスト、スキ・クーパー氏は、「3月に利上げが実施されるとの見方は、昨年10月以来の低水準となる10%前後に低下した。だが、50%以上が年内に追加利上げが行われるとみている」などと話した。また、「このことはリスク回避の地合いが高まったことを意味しており、金が上昇した」と指摘した。金現物は雇用統計の発表を受けて、当初は値上がりした。だがその後は、(インフレ指標として注目される)平均時給の伸びが注目され、取引時間中の安値となる1144.96ドルに下落。米東部時間午後3時11分(2011GMT)時点では、昨年10月28日以来の高値となる0.8%高の1165.50ドルに上伸した。現物は6営業日続伸し、週間ベースでは4.2%高となる見通し。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物4月きりの清算値は20セント高の1オンス=1157.70ドル。東京貴金属の金相場は4営業日ぶりに小反発。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比5円高の4308円、他限月は1~9円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場高を受け、買いがやや先行して始まった。しかし、為替相場は大きく円高・ドル安に振れたため、上値重く推移した。米雇用統計の発表を控え、様子見ムードが強かった。東京ゴールドスポット100は10円高の4334円。銀は4月きりが20銭安となったほかは変わらず~20銭高で小幅続伸。白金は続伸。終値は、12月先ぎりが33円高の3400円、ほかは25~33円高。前日のNY相場高を受けて高寄り。しかし、その後のNY相場がさえない動きとなったことから、東京白金も伸び悩んだ。パラジウムは4~27円安と反落した。2、4月きりは出合いがなかった。