金 4,643円 (-4)

プラチナ 3,594円 (+65)

2/3、ニューヨーク市場の金相場は上伸し、3カ月ぶり高値をつけた。米国のサービス部門関連指標のさえない内容を受けドル安が進み、安全資産とされる金への逃避買いが入った。米国の利上げペースが緩む見通しであることも支援材料となった。米サプライ管理協会(ISM)が発表した1月の非製造業景況指数は、約2年ぶりの低水準。景気が一段と減速するとの観測が強まった。金現物は米東部時間午後2時44分(1944GMT)時点で、0.9%高の1オンス=1138.60ドル。一時10月30日以来の高値である1145.60ドルまで上昇した。金は2015年には10%下落したが、中国をはじめとする世界経済をめぐる懸念で16年は7%上伸している。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物4月きりの清算値は1.3%高の1141.30ドル。米国と欧州の株価は持ち直した一方、ドルは対主要通貨バスケットで1.6%安となった。ニューヨーク連銀のダドリー総裁は通信社マーケット・ニュース・インターナショナル(MNSI)に対し、昨年12月の米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ以降、金融市場の緊張が大幅に増したと指摘。この状況が続けば、次回に政策決定を行う3月には考慮に入れなければならないと話した。これにより、利上げ観測は後退した。金の短期的な値動きは、米国の利上げペースに左右される。金は金利がつかないため、金利上昇により魅力が薄れることになる。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月の12月先ぎりが前日比21円安の4308円、他の限月は20~24円安。日中立ち会いは、2日のニューヨーク金先物相場の小反落や、円高を受けた弱気売りが先行し、その後も円高・ドル安の進行につれて下押しした。ただ、世界経済の先行き不安から安全資産として金を買う意欲も根強く、午後は一部に買い直す動きもみられ、終盤は下げ渋った。東京ゴールドスポット100は20円安の4334円で取引を終えた。銀は金の下げになびいて軟調。終値は50~90銭安。白金は続落。中心限月の12月先ぎりは44円安の3295円、他の限月は39~52円安。日中立ち会いは、NY白金相場の下落と円高を眺めた売りに下げて始まった。午前中はNY白金の戻りを眺めた買い戻しに下げ渋る場面があったが、午後は買い一巡となり、マイナス圏でもみ合った。パラジウムは42~64円安で取引を終えた。