金 4,647円 (-50)

プラチナ 3,529円 (-91)

2/2、ニューヨーク市場の金相場は一時3カ月ぶり高値を付けた後、上げ幅を縮小して、ほぼ変わらずの水準となった。世界の成長懸念が支援材料となる中、原油が再び下落したことで、金など安全資産の買いが膨らんだ。現物は一時、1オンス=1130.30ドルと、昨年11月3日以来の高値を付けた。米東部時間午後3時10分(2010GMT)時点では、ほぼ変わらずの1128.31ドル。米金塊先物4月きりの清算値は0.07%安の1127.20ドル。トレーダーらによると、金現物相場は200日移動平均線の1129.49ドルを割り込んだ後、一部で手じまい売りが出て1122.04ドルの日中安値を付けた。ダンスケ銀行の上級アナリスト、ジェンズ・ペダーセン氏は「金塊は目先、先週の米連邦準備制度理事会(FRB)と日銀をはじめとする中央銀行のハト派的な発言を手掛かりに、下支えされるだろう」と指摘した。金は先週、日銀のマイナス金利導入や、今年の米利上げ回数が予想ほど多くはないとの観測を手掛かりに買い進まれた。だが、FRBが3月の利上げに含みを残したことで、金の上値は限定的だった。ジュリアス・ベアのカーステン・メンケ氏は「(向こう数週間で)1150ドルに向けて動く可能性があり、それは株式市場次第だ」と指摘。「これは目先の金相場を支援する環境だ」と語った。世界最大の金上場投資信託のSPDRゴールド・トラストの金保有高は1日、2190万オンスに増加し、11月3日以来の高水準となった。東京貴金属の金相場は9営業日ぶり反落。終値は中心限月12月先ぎりが前日比13円安の4329円、他限月は10~17円安。日中立ち会いは、1日のニューヨーク金相場が中国経済の先行き不安や原油安を背景に続伸したことを受けて高寄りした。しかし、その後は取引中のNY金の軟調や円相場の強含みを眺め、利食い売りに値を消した。東京ゴールドスポット100の終値は17円安。銀は40銭安~20銭高と小幅まちまち。期中2限月は約定されなかった。白金は反落。NY安や円高を受けて安寄りし、その後もNY安と円高がそれぞれ進行したため、一段安となった。終値は47~60円安。パラジウムは6~21円安と下落。4月きりは出合いがなかった。