金 4,697円 (+34)

プラチナ 3,620円 (-20)

2/1、ニューヨーク市場の金相場は世界経済成長に対する懸念や、アジアや欧州の経済指標発表を受けた金融緩和期待を背景に続伸し、3カ月ぶり高値をつけた。中国政府が公表した1月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は2012年半ば以来の水準に悪化。ユーロ圏では各地で鉱工業生産の伸び率鈍化が示された。ソシエテ・ジェネラルのロビン・バー氏は「こうした中国の指標は製造業、非製造業ともに非常に弱く、失望を誘う内容で、世界市場の混乱や成長の先行きをめぐる不安と相まって、金相場が1オンス=1115~20ドルの上値抵抗線を突破するのを後押ししてきた」と説明した。米国でも鉱工業生産が短期的に上向く公算は小さいことが示され、12月の消費支出も横ばいにとどまった。現物は米東部時間午後2時32分(1932GMT)時点で1%高の1128.40ドルと、11月3日以来の高値。200日間移動平均の1130ドル前後に迫った。ニューヨーク商業取引所(COMEX)の4月きりの清算値は1%高の1128ドル。ドルが主要国通貨バスケットに対して下落したことや、米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長が、根強いボラティリティーが米成長やインフレ率を損なう可能性があると発言したことも、金の押し上げ材料となった。SPDRゴールド・トラストによると、1月の保有高は約4%増と、過去1年で最も増えた。東京貴金属の金相場は8営業日続伸。終値は、中心限月の12月先ぎりが前週末比47円高の4342円、他の限月は46~52円高。日中立ち会いは、日銀のマイナス金利導入決定を受けた円相場の軟化を眺めて強気の買いが先行した。その後も取引中のニューヨーク金相場の上昇を眺めた買いが継続し、おおむね堅調に推移した。先ぎりは一時4346円と、昨年11月上旬以来、約3カ月ぶりの高値を付ける場面があった。東京ゴールドスポット100も上昇し、49円高の4371円で終了した。金相場の上昇になびく形で、銀にも小口の買いが入り、40~80銭高で終了した。白金は7営業日続伸。中心限月の12月先ぎりは22円高の3396円、他の限月は19~24円高。日中立ち会いは、前週末のNY白金相場の上昇と円安を受けて買いが先行した。ただ、その後は戻り売りも出て上昇一服となり、プラス圏でのもみ合いが続いた。パラジウムは14~49円高で取引を終えた。