金 4,557円 (+58)

プラチナ 3,584円 (+90)

1/26、ニューヨーク市場の金相場は株価の上昇にもかかわらず12週間ぶりの高値に上昇した。米連邦準備制度理事会(FRB)が2日間の連邦公開市場委員会(FOMC)を開始する中、神経質になっている投資家らが安全な資産の逃避先とされる金塊に資金を移行させたことが背景。金現物相場は米東部時間午後2時16分(1916GMT)時点で、1オンス当たり1.3%高の1121.80ドル。11月4日以来の高値となっている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりの清算値は1.3%高の1120.20ドル。11月上旬以来の高値となった。シアトルのUSバンクのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「市場が望んでいるのはFRBがハト派的な姿勢を示すことだと思う。金にはショートカバーによる上昇が少しみられる。安全資産買いもいくらか入っている」と語った。それでも、インフレ率が低下する見通しであることから、金相場に強気な見方をすることは難しいと付け加えた。世界の株式と原油相場は上昇。一方ドル指数は0.3%下落した。FRBはFOMCで、中国からのマクロ経済面での逆風に注目するとみられ、追加利上げに慎重な姿勢を取るとの期待が高まっている。現在の0.25~0.50%の政策金利は据え置く見通しだ。これは金相場にとっては良い前兆となる。現在の超低金利は、利子を生まない金を保有する機会費用を減らすほか、金が値付けされているドルの相場上昇を抑える。HSBCはメモで「世界的な金融(市場)の混乱が実体経済に影響を与えるかもしれないという不安が投資家からは感じ取れる。これが米金融政策に影響すれば、金塊はその恩恵を受けるかもしれない。米金利先物は、FRBの今年の追加利上げが1回だけにとどまる可能性を示している」と述べた。テクニカルなシグナルも金を支えている。東京貴金属の金相場は4営業日続伸。終値は中心限月12月先ぎりが前日比20円高の4194円、他限月は16~24円高。日中立ち会いは、25日のニューヨーク相場が上伸した地合いを引き継ぎ、高寄りした。その後も取引中のNYの堅調を眺め、しっかりに推移した。東京ゴールドスポット100の終値は15円高の4218円。銀は金の上昇を眺め、20銭~1円10銭高と総じて続伸。2月当ぎりは出合いがなかった。白金は3営業日続伸。NYの大幅高を受けて高寄りした。しかし、後場に入り、取引中のNYの下落を眺めて上げ幅を削った。12月先ぎりが前日比45円高の3255円、他限月は41~58円高。パラジウムは約定した期先3限月が36~55円安と続落。