金 4,454円 (+27)

プラチナ 3,340円 (-3)

1/21、ニューヨーク市場の金相場は反落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が追加緩和の可能性を示唆したため、ユーロが売られたほか、世界の株価が回復し、リスク回避の動きが抑制された。前日の金は1日の上昇率としては2週間ぶりの大きさを記録していた。金融市場の動揺、中国など新興諸国をめぐる懸念を背景に、ドラギ総裁はこの日のECB理事会終了後、3月に政策スタンスを見直す可能性を表明した。金現物は米東部時間午後3時13分(2013GMT)現在、0.1%安の1オンス=1099.70ドル。一時0.8%安の1092.15ドルを付けたが、ドルが値を消したのを眺めて下げ幅を縮小した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金2月きりの清算値は0.7%安の1オンス=1098.20ドル。UBS・ウェルス・マネジメントのコモディティー(商品)アナリスト、ジョバンニ・シュトーノボ氏は「世界の株安を受けて前日の金相場は25ドルの上昇を記録したが、この日は利食い売り、株価回復、ドル高によって押し下げられた」と指摘した。過去数日間に金融市場は混乱したが、原油相場と世界の株価は反発。だが、活発な売りが収まったのかどうかは不明な状況となっている。ABNアムロのアナリスト、ジョルジェット・ボエル氏は「ドラギ総裁のハト派的なコメントが幾分、リスク志向のムードを改善させた。円は下落、金もやや値を下げた」と説明。「ECB理事会を控えて市場には警戒感があったが、総裁のコメントはハト派的な響きがあった。これはユーロの圧迫要因だ」と語った。ドルはドラギ総裁の発言を受け、対ユーロで2週間ぶりの高値を付けた。東京貴金属の金相場は反発。終値は中心限月12月先ぎりが前日比42円高の4111円、他限月は41~47円高。20日のニューヨーク相場は、株や原油の下落を背景にリスク回避の動きが広がる中、安全資産としての買いに急伸。この流れを引き継ぎ、日中立ち会いは上昇して始まった。寄り後は為替とNY次第でもみ合い、日中始値を若干、下回って終了した。東京ゴールドスポット100の終値は47円高。銀は約定された期先3限月が10銭安~70銭高と小幅まちまち。白金は小幅まちまち。日本時間21日朝方のNY相場の堅調を眺めて高寄りしたものの、その後、NYの伸び悩みや円の引き締まりを受けて上げ幅を削り、一部限月は値を消した。終値は2円安~4円高。パラジウムは2月当ぎりと期先3限月が17~21円高と上伸。4、6月きりは出合いがなかった。