金 4,385円 (-34)

プラチナ 3,415円 (-7)

1/14、ニューヨーク市場の金相場は1週間半ぶりの安値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が今後の利上げ見通しを変更する可能性に言及したことに圧迫された。原油相場は12年ぶりの安値から反発し、米株価も上昇。リスク回避姿勢が後退し、金の安全資産としての魅力が低下した。米ドル相場も上昇した。金現物は、米東部時間午後3時10分(2010GMT)までに、1.5%安の1オンス=1076.35ドル。一時、2%安の1071ドルを付け、1月4日以来の安値となった。先物2月きりの清算値は1.2%安の1073.60ドル。セントルイス連銀のブラード総裁はこの日、米経済が引き続き健全な状態にあるとの見方を示す一方、インフレ見通しの継続的な低下を受けて将来の米金利見通しを変更するかもしれないと発言した。RJOフューチャーズの上級市場ストラテジスト、エリ・テスファイエ氏は「こうした発言をきっかけにテクニカル上の売りが始まった」と指摘。前日の序盤の水準と安値水準でテクニカルな売りが出たと説明した。13日にはシカゴ連銀のエバンズ総裁が、中国の景気減速による米経済への影響と、インフレ見通しが低下する可能性に警戒感を表明した。金塊は先週、リスク回避姿勢から2カ月ぶりの高値となる1112ドルまで上昇したが、それ以降の取引は5営業日のうち4営業日で値下がりした。ユーロ相場は序盤の高値から後退し、金塊相場を圧迫した。一方、一部投資家は前日の上昇を受けて換金売りを出したもようだ。MKSの取引主任、アフシン・ナバビ氏は「そのうちの一部は産地筋の売りかもしれない」と語った。世界最大の金塊上場投資信託SPDRゴールド・トラストの保有高は2.4トン増加し、年初からの上積みは11.7トンに膨らんだ。東京貴金属の金相場は小反発。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比6円高の4104円、他限月は1~7円高。日中立ち会いは、前日のニューヨーク金先物相場高を受け、買い先行で始まった。寄り後は、為替、NY相場ともに小動きで決め手を欠き、狭いレンジでもみ合った。東京ゴールドスポット100は7円高の4131円。銀は60銭~1円40銭高。白金は続伸。終値は、12月先ぎりが14円高の3212円、ほかは14~25円高。NY相場は軟調に推移したが、前日の東京市場の日中取引終了時との比較では高い水準を維持。中国株の切り返しなどを背景に円相場が小緩んだことも買いを支え、全限月がこの日の高値で引けた。パラジウムも、30~45円高と続伸した。