金 4,435円 (-59)

プラチナ 3,434円 (-125)

1/11、ニューヨーク市場の金相場は対ユーロでドル高が進んだことを受け、続落した。ただ、株安を受けた安全資産としての需要の高まりで、9週間ぶりの高値圏は維持している。11日のアジア各国の株価は、中国人民銀行(中央銀行)が人民元の基準値を大幅に引き上げたことを受け、4年超ぶりの安値に下落。世界的にも株安と原油安が進んだ。RJOフューチャーズのフィリップ・ストレイブル氏は「一部投資家は、先週の上伸を受けて買われ過ぎになることを予測していた」と、11日の下落の理由を分析した。金現物は米東部時間米東部時間午後3時3分(2003GMT)時点で0.7%安の1オンス=1095.76ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりは0.2%安の1096.20ドルで引けた。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「現在は短期的な上昇相場にある。100日移動平均線である1109ドル付近が、上値抵抗線となっている」と話した。金塊は金融市場が不安定な際の緊急避難的な投資先になりがちだが、こうした需要は短期間でしぼむ傾向がある。中国の金融当局が株式市場や為替相場のコントロールに失敗したとの受け止めが広がっており、中国政府が経済政策を管理し切れなくなるとの懸念が強まっている。