金 4,470円 (+49)

プラチナ 3,611円 (-55)

1/6、ニューヨーク市場の金相場は3日続伸し、一時7週間ぶり高値を付けた。中国経済をめぐる懸念から株価が下落。朝鮮半島や中東での緊張の高まりも支援材料となった。この日は昨年12月15、16両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公開され、一部の委員が物価上昇率は低水準にとどまる可能性があるとの危機感を表明していたことが明らかとなった。金現物は米東部時間午後2時55分(1955GMT)時点で1.5%高の1オンス=1093.62ドル。一時、昨年11月16日以来の高値1095.30ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりの清算値は1.3%高の1091.90ドルだった。BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の金属取引責任者、タイ・ウォン氏は「議事要旨では次の利上げ時期や、2016年の利上げ回数などがほとんど明らかにならなかった」と指摘。新たな事実がなかったことで、金相場が日中高値付近にとどまったと分析した。世界の株式相場は総じて5営業日続落。中国当局が人民元安を容認したことで、同国経済の先行き懸念が強まったほか、北朝鮮による核実験で国際政治の不安定要素がまた一つ増えた。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「リスク回避の動きによって金相場が支援された」と語った。アナリストらによると、金相場はチャート分析上の節目だった1088ドルを上抜けたため、当面は底打ちした可能性がある。昨年12月には1045ドル付近まで下げていた。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比17円安の4092円、他限月は16~20円安。日中立ち会いは、為替の円高・ドル安を受け、小反落して始まった。寄り後は円が対ドルで急伸するのを眺めて下げが加速したが、円の上昇が一服し、取引中のニューヨーク金先物相場が戻り歩調になると、東京金も下げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は19円安の4119円。銀は60銭安~10銭高とまちまち。白金は反落。終値は、12月先ぎりが26円安の3392円、ほかは20~31円安。横ばい圏で寄り付き、序盤は堅調なNY相場を受けてプラス圏に浮上したが、円の急伸で軟化した。パラジウムは44~75円安と大幅に続落して引けた。