金 4,421円 (+4)

プラチナ 3,666円 (+11)

1/5、ニューヨーク市場の金相場は続伸した。米ドル高となったが、中国の成長懸念や緊迫化する中東情勢を受けてリスク回避の動きが広がり、金の需要が高まった。米東部時間午後2時08分(1908GMT)時点では、0.3%高の1オンス=1077.87ドル。前日は中国の景気悪化を示す統計を受けて、2.2%高の1083.30ドルと4週間ぶりの高値を付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物相場では、2月きりの清算値が0.3%高の1078.40ドル。ユリウス・ベアのアナリスト、カーステン・メンケ氏は「中国(経済)が一段と弱くなれば、金にとっては好ましい。投資家は深刻な問題の手掛かりを見る必要があるが、それができる公算は小さい」と指摘。「これは金を長い間持続的に押し上げる唯一の理由となるが、そうでなければ米国の健全な成長やインフレリスクの欠如を背景に、全般的に金塊には弱気の見通しだ」と語った。一方、テクニカルアナリストのファワド・ラザカダ氏は「今年に入り金はついに、大きく変動するドル相場よりも下落する株価に反応するようになった。安全逃避の資産としての役割が復活しているかもしれない」と強調。「そう判断するのは早計だが、大幅な上昇がないため、今回の上昇は新たなあや戻しではないかと思う」と語った。安全逃避の買いは短期的に終わる傾向があり、金相場の焦点が近く、米金融政策に戻る可能性がある。約10年ぶりの利上げとなった昨年12月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が、6日に公表される。東京貴金属の金相場は4営業日ぶりに反発。終値は、中心限月12月先ぎりが前日比37円高の4109円、ほかは33~39円高。日中立ち会いは、中東情勢の緊迫化や中国経済への懸念を背景とした世界的な株安などを受け、4日のニューヨーク金先物相場が大幅続伸したことから、強気買いが先行して始まった。その後は、取引中のNY金が安値圏から値を戻したことなどを映し、上げ幅を拡大。午後は高値圏でもみ合った。東京ゴールドスポット100は37円高の4138円。銀は40銭安~30銭高とまちまち。白金は反発。終値は、12月先ぎりが33円高の3418円、他限月は24~41円高。まちまちで寄り付いた後、取引中のNY白金が切り返したことなどを受け、水準を切り上げた。一方、パラジウムは30~43円安で取引を終えた。