金 4,417円 (-40)

プラチナ 3,655円 (-27)

1/4、ニューヨーク市場の金相場は上伸。一時2%上昇し、4週間ぶり高値を付けた。中東での緊張の高まりや、低調な中国の統計を端緒に世界的な成長への懸念が生じ、株価が急落したことに下支えされた。金現物は米東部時間1909GMT(日本時間5日午前4時9分)時点で1.4%高の1オンス=1074.80ドル。一時4週間ぶり高値の1083.30ドルまで上げた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物2月きりの清算値は1.4%高の1075.20ドル。4日の金現物の上昇幅は、ここ1カ月で最大となる見通し。金相場は当初、サウジアラビアがイランとの外交関係を断絶したことを受けて、原油に追随した。コメルツバンクのアナリスト、ダニエル・ブリーズマン氏は「金相場上昇の主因は、両国間の緊張と対立激化だ」と説明した。中国株が7%下落し、取引が停止したことで、世界に株安が連鎖。世界的な成長への懸念が改めて生じ、リスク回避として債券や金が買われた。ただ、原油先物相場が下落に転じ、米ドルが不安定な取引の中で上伸すると、金相場は高値からやや値を消した。米国の年内の利上げについて3~5回が妥当だとする米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁発言も圧迫要因となった。東京貴金属の金相場は大幅続落。終値は、中心限月の12月先ぎりが前営業日比45円安の4072円、他の限月は42~46円安。日中立ち会いは、日本時間4日朝方のニューヨーク金先物相場が、東京市場の大納会の取引終了時に比べて水準を切り下げたことを受けて、弱気の売りが先行した。その後のNY金相場は堅調に推移したが、円相場の急伸を受けて売り優勢の展開となり、下げ幅を拡大した。先ぎりは一時4060円と、2013年12月末以来約2年ぶりの安値を付けた。後場はやや買い戻され下げ渋った。東京ゴールドスポット100は、44円安の4101円で取引を終えた。銀は金の下落になびいて弱含み、20銭~70銭安で終了した。白金は急反落。中心限月の12月先ぎりは92円安の3385円、他の限月は82~91円安。日中立ち会いは、日本時間4日朝方のNY白金相場の下落を受けた売りが先行、その後も円相場の上昇や、NY白金相場の下落が重しとなり、軟調に推移した。同じく白金族のパラジウムも30~60円安で取引を終えた。