12/28、ニューヨーク市場の金相場は続落。原油安に連れ安となった。先週の上伸分の一部を消したが、休暇シーズンで流動性が乏しい中、レンジ内での取引となった。金現物はクリスマスの週にほぼ1%上伸したが、四半期ベースでは依然6四半期続落と、1970年代半ば以来最長の下げ相場となる見通し。年初来では10%近く下落している。金現物は米東部時間午後1時57分(1857GMT)時点で0.85%安の1オンス=1066.35ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物2月きりの清算値は7.60ドル(0.7%)安の1068.30ドル。USバンクの投資コンサルタント、ダン・ヘックマン氏は「投資家らがポートフォリオの損失を見極めている時期だ」と説明。「テクニカル面でもファンダメンタルズ面でも金相場は苦戦しており、2016年のいずれかの時点まで状況は好転しない。商品上場投資信託(ETF)から大量の資金が引き揚げられ、買い意欲はない」と分析した。(了)※年内配信は今回で終了。年始は5日(現地4日)から配信します。東京貴金属の金相場は小反発。終値は、中心限月2016年12月先ぎりが前週末比5円高の4133円、ほかは2~6円高。日中立ち会いは、円相場が前週末の東京市場の日中立ち会い終了時点に比べて緩んでいるのを受け、高寄りした。その後は、円安・ドル高が進行する一方、取引中のニューヨーク金先物相場が軟調地合いとなるなど、強弱材料が交錯する中をもみ合った。東京ゴールドスポット100は1円高の4159円。銀は90銭安~40銭高。16年2月当ぎりは出合いがなかった。白金は総じて小幅続伸。終値は、16年12月先ぎりが6円高の3435円、ほかは6円安~5円高。日中立ち会いは、取引中のニューヨーク白金相場の堅調を眺め、値上がりして始まった。その後は、NY白金相場につられる形で水準を切り下げ、いったんはマイナス圏に転じた。ただ、取引終盤にかけて買い戻しが入り、一部限月を除いて再びプラス圏に切り返した。パラジウムは2~24円安。16年2月当ぎりと6月きりは取引が成立しなかった。