金 4,462円 (-30)

プラチナ 3,636円 (-14)

12/23、ニューヨーク市場の金相場は続落。原油相場が回復、主要市場の株価が大きく上げ、米国債の利回り上昇とともにドル高となる中、休日を控えて商いは閑散、レンジ内で推移した。米東部時間午後1時52分(1852GMT)時点では0.3%安の1オンス=1069.15ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物2月きりの清算値は0.5%安の1068.30ドル。投資家は年末に向け、新たなポジションを抱えない傾向を強めている。MKSのアフシン・ナバヴィ氏は「相場はここまで長期間レンジ内にとどまっており、誰も何もしようとしない。年末を迎え、持ち高の大半は手じまいされるだろう」と語った。主に米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測が重しとなって、2015年の下げ幅は約10%に達し、3年連続でマイナスを記録する見通し。18日発表の11月の米個人消費は8カ月連続で増加。来年の経済成長が押し上げられる公算が大きくなった。一方、同月の米新築一戸建て住宅販売の増加幅は予想を下回った。RJOフューチャーズのエリ・テスファイエ氏は「ここでの見立ては、強い経済指標が相場を圧迫するだろうということだ」と説明した。目下の関心は、16年の米利上げペースに移りつつある。市場関係者は、FRBが着実なペースで利上げする兆しがあり、低迷する相場を一段と圧迫する恐れがあるとみている。ソシエテ・ジェネラルはノートで「米経済回復に対する自信は高まっており、FRBは16年いっぱいは段階的であれ、金融を引き締め続けることにかなり熱心になるだろう。17年のペースは加速する」と分析した。実需面での支援材料も乏しい。最大消費国の中国では、買い手の自信喪失が長引くことへの懸念から、多くは16年の需要も3年連続で減少する恐れがあると予想している。