金 4,441円 (-2)

プラチナ 3,586円 (+13)

12/18、ニューヨーク市場の金相場は1%超上昇した。前日は1日の下落率としては5カ月ぶりの大きさを記録していたが、株とドルが値を下げる中で反発した。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げを受け、数年ぶりの安値近辺を維持している。金相場は前日に1オンス=1047.25ドルの安値を付け、3日に記録した約6年ぶりの安値まで数ドル以内の水準となった。金現物は米東部時間午後2時10分(1910GMT)現在、1.3%高の1オンス=1065.30ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりの清算値は1.5%高の1オンス=1065ドル。ロジック・アドバイザーズの共同創業者、ビル・オニール氏は「大きな相場の変動が起きているが、全体の地合いはなお弱気だ」と指摘。「今年これまでの大部分よりも、ドルを重視するようになっている」と説明した。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「来年のマクロ経済状況は金など貴金属にとって、幾分悪くないものとなるようだ」と分析。「FRBは来年4度の利上げを予想しているが、市場の見方は異なる。現在のフェデラルファンド(FF)金利先物相場を踏まえると、6月と12月の2回の利上げしか見込まれていない」と述べた。テクニカルアナリストらによると、金は12月初めに付けた1045ドルの安値を割り込めば、6年ぶりに1000ドルに下落する可能性がある。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金塊保有量は17日時点で4.5トン減の630.17トンと、2008年9月以来の低水準となった。東京貴金属の金相場は3日ぶり反落。終値は中心限月2016年10月先ぎりが前日比55円安の4121円、他限月は54~69円安。日中立ち会いは、17日のニューヨーク金が米利上げを受けた為替のドル高・ユーロ安を背景に下落した地合いを引き継ぎ、安寄りした。午後には日銀が量的・質的緩和の補完措置導入を発表したことを受けて一時急伸する場面があったが、押し戻されて、結局始値を若干、下回る水準で終了した。東京ゴールドスポット100の終値は57円安の4134円。銀は金の下げになびき、期先3限月が1円10銭~1円50銭安と3営業日ぶりに反落。期近3限月は出合いがなかった。白金はNY相場の急落を受けて90~105円安と4営業日ぶりに反落。日銀の発表を受けて下げ渋る場面もあったが、戻り一巡後は下げ幅を広げた。パラジウムは約定されている期先2限月と12月当ぎりが19円安~199円高とまちまちで終了した。