金 4,443円 (-71)

プラチナ 3,573円 (-118)

12/17、ニューヨーク市場の金相場は2%安と5カ月ぶりの下げ幅を記録した。米連邦準備制度理事会(FRB)が約10年ぶりの利上げに踏み切り、2016年の追加利上げも示唆したことを受けてドルが急伸したため。FRBの動きは当初、ドルをやや圧迫し、金はこれまでの上げ幅を保ったが、米国資産の魅力が増すとの見方から、18日のドルは主要通貨バスケットに対し、2週間ぶり高値に急伸した。TD証券のバーク・メレク氏は「きのうの外国為替相場に大きな動きはなく、きょうは急激だった」と指摘。「これが投資家の手じまいを促している。今後の追加利上げという要素もある」と説明した。金現物は一時2.4%安の1オンス=1047.25ドルと、今月記録した約6年ぶり安値にあと1.40ドルという水準まで下げた後、米東部時間午後2時46分(1946GMT)時点では1.9%安の1051.80ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月きりの清算値は2.5%安の1049.60ドルだった。シティのデービッド・ウィルソン氏は「市場は16年に2~3回の追加利上げを織り込んでいたため、追加利上げが示唆されたことは、ドルを動かした」と指摘した。他の資源商品、特に石油相場の低迷も、今後のマイナス材料となりそうだ。金は通常、石油主導のインフレに対するヘッジ手段とみなされ、インフレ観測の解消は、投資家が金のエクスポージャーを増やす理由を一つ減らす要因となる。ICBCスタンダード銀行のトム・ケンダル氏は「FRBがきのう語ったことはすべて、イールドを求める資金は今後も株式を選好し続けるだろうということを示唆している」と語った。東京貴金属の金相場は続伸。終値は中心限月2016年10月先ぎりが前日比28円高の4176円、他限月は26~35円高。日中立ち会いは、16日のニューヨーク金の堅調や、米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ決定を受けた為替の円安・ドル高が買い材料となり、高寄りした。しかし、その後はNY金の下落を眺め、伸び悩んだ。東京ゴールドスポット100の終値は26円高の4191円。銀は金の上昇になびき、50銭~1円90銭高と続伸。12月当ぎりは出合いがなかった。白金は3日続伸。NY高と円安を受けて高寄りしたものの、NYが値を消したため、上げ幅を削った。終値は29~36円高。パラジウムは期先2限月が16~19円安と反落。他限月は約定されなかった。