金 4,466円 (-33)

プラチナ 3,507円 (-87)

12/11、ニューヨーク市場の金相場は序盤に下落した後、ドル安や米国債の利回り低下を好感して切り返した。ただ、来週予想される米国の利上げを前に警戒感は根強く、金相場は週間ベースで下落が見込まれている。ABNアムロのアナリスト、ジョルジェット・ボエル氏は「一時的なショートスクイズが中長期の下落傾向にさおさす可能性はあるが、来週の金相場は1000ドル近辺が引き続き予想される」と話した。米東部時間午後2時20分(1920GMT)時点で金相場は0.7%高の1オンス=1078.76ドル。このまま推移すれば週間ベースでは0.7%安。スタンダード・チャータード銀行の貴金属アナリスト、スキ・クーパー氏は「ユーロが対ドルで反発し、米10年債(の利回り)が軟化し、金相場の支援材料になった」と分析した。ETF証券のストラテジスト、マーティン・アーノルド氏は「今後、利上げから利上げペースに議論の中心が移っていく。2016年第1四半期の金相場は1030~1080ドルと広いレンジが予想される。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げを受け、レンジ下限から始まって、徐々に上昇していくだろう」と予想した。東京貴金属の金相場は小幅続落。中心限月2016年10月先ぎりは前日比2円安の4171円、他の限月が2~5円安で取引を終えた。日中立ち会いは、10日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル上昇をきっかけに反落したことから、手じまいや弱気の売りが先行して始まった。寄り後は、決め手難からポジション調整の売り買いが主体になり、全般は日中始値付近でもみ合った。東京ゴールドスポット100は5円安の4196円。銀は出合いのなかった2、4月の2限月を除き、1円10銭安~変わらずで終了。白金はまちまち。安寄りした後は、NY白金の底堅さと対ドルでの円軟化を眺めて引き締まり、10月先ぎりは6円高の3374円で取引を終えた。他の限月は3円安~10円高。パラジウムは出合いのなかった2月きりを除き、10~127円安。