金 4,581円 (+12)

プラチナ 3,637円 (-13)

11/19、ニューヨーク市場の金相場は続伸した。米連邦準備制度理事会(FRB)がゼロ金利解除後の利上げペースが慎重なものになると示唆したことを受けてドルが圧迫され、投資家らが買い戻しに動いた。FRB高官らは前日、引き続き12月の利上げを示唆する発言を繰り返したが、ゼロ金利解除後は緩やかに利上げを行う意向を示唆した。米利上げ観測によって、金相場は年初来で9%下落している。金現物は米東部時間午後2時51分(1951GMT)時点で1%高の1オンス=1081.01ドル。一時1.5%高の1086.10ドルまで買われた。18日には2010年2月以来の安値となる1064.85ドルまで下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は0.9%高の1077.90ドル。商品投資会社ロジック・アドバイザーズ(ニュージャージー州)の共同創設者ビル・オニール氏は「きょうは値固めの日で、ドルが軟調になったことで金に対する最大の下押し要因の一つが取り除かれた」と分析した。同氏はまた「今日の相場は、うわさで売って事実で買え、という状況だ。相場が底を打った合図だと捉えるべきではない」とも述べた。アトランタ連銀のロックハート総裁が、ゼロ金利解除後の利上げペースについて「緩やかで、途切れ途切れとなる可能性がある」と発言したことを受けて、金相場はやや上げ幅を縮小した。ノバスコシア銀行の貴金属担当責任者、サイモン・ウィークス氏は「今日の相場は感謝祭の週を控えた買い戻しで、18日公開のFRB議事要旨に端を発している」と指摘した。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月の2016年10月先ぎりが前日比30円高の4245円、他の限月は27~31円高。日中立ち会いは、ニューヨーク金相場の堅調推移を受けた買いが先行し、小反発して始まった。午前中はNY金相場の上げ幅拡大を受けてしっかりに推移した。午後は日銀の金融政策が現状維持となったことを受け、円が上昇したため、一時伸び悩む場面もみられたが、終盤にかけて再び強含みで推移した。東京ゴールドスポット100は30円高の4284円で終了した。銀は小動き。30銭安~60銭高で終了した。白金は反発。中心限月の16年10月先ぎりは46円高の3424円、他の限月は46~52円高。日中立ち会いは、取引時間中のニューヨーク白金相場の上昇を受けて買いが先行、その後もNY白金の引き締まりを背景に手堅い動きとなった。パラジウムはまちまち。当ぎりがまばら商いの中の手じまい売りに212円安と急落したことを除けば、7円安~14円高と、方向感は乏しかった。