金 4,569円 (+18)

プラチナ 3,650円 (+22)

11/18、ニューヨーク市場の金相場は小反発した。一時、約6年ぶり安値に下落したが、この日発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、12月の利上げについてまちまちなシグナルが示されたことを受け、値を回復した。議事録によると、米連邦準備制度理事会(FRB)は基本的に、12月の利上げを支持しているが、米経済の長期的な潜在力が、一貫して低下してきた可能性も議論されたという。BMOキャピタル・マーケッツのタイ・ウォン氏は「10月の議事録では、12月の利上げは性急だと信じ、反対を続けている教条的ハト派を説得しきれていない実態が示された」と指摘。「理事会の優柔不断は、金銀相場のある程度の不安定さにつながっている」と説明した。金現物は米東部時間午後2時44分(1944GMT)時点で0.1%高の1オンス=1070.70ドル。一時1064.95ドルと、2010年2月以来の安値に下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は0.10ドル高の1068.70ドル。カルステン・メンケのジュリウス・ベアー氏は「市場は12月の利上げに注目し、ポジション調整は先物市場において非常に急速に、再びかなりの弱気に傾いている」と語った。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2016年10月先ぎりが前日比39円安の4215円、ほかは35~41円安。日中立ち会いは、17日のニューヨーク金先物相場が米年内利上げ観測を背景に大幅下落した流れを受け、弱気売り先行で始まり、その後は、NY相場の軟調推移を眺めて水準を切り下げた。ただ、エールフランス機への爆破予告が報じられたことから、取引終盤には買い戻しが入り、安値からやや値を戻した。東京ゴールドスポット100は35円安の4254円。銀は軟調。約定した12月当ぎりと期先3限月が30~90銭安。白金は大幅反落。終値は16年10月先ぎりが77円安の3378円、ほかは79~85円安。17日のNY白金相場安を受け、安寄りした。その後もNY安を眺めた売りに押され、下げ幅を拡大した。パラジウムは7円安~13円高とまちまち。12月当ぎりと16年6月きりは出合いがなかった。