金 4,551円 (-55)

プラチナ 3,628円 (-70)

11/17、ニューヨーク市場の金相場は1%超下落。12月の米利上げ観測やドル高、株価の反発に圧迫され、約6年ぶり安値を記録した。金現物は米東部時間午後3時19分(2019GMT)時点で1%安の1オンス=1071.96ドル。一時1065.18と、2010年2月以来の安値に下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は1.4%安の1068.60ドル。HSBC証券のジェームズ・スティール氏は「ユーロはディフェンシブで、株価は持ち直し、加えて利上げ観測だ」と指摘した。約10年ぶりとなる米利上げをめぐる観測に圧迫され、金相場は過去15営業日中、14営業日で下落した。米消費者物価上昇率が2カ月連続で低下した後、10月は上昇に転じたことも、こうした観測に拍車を掛けた。アバ・トレードのナイーム・アスラム氏は「インフレが上向き始めれば、米連邦準備制度理事会(FRB)は将来の利上げアプローチにより自信を持つようになるだろう」と指摘。「米利上げはなお、金相場の主要な材料だ」と語った。三菱はノートで「12月にユーロ圏の量的緩和の拡充策が発表されるとの見方から、金相場は今後2~3週間、さらなる逆風に直面するだろう」と予想した。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月2016年10月先ぎりが前日比34円安の4254円、他限月は33~37円安。日中立ち会いは、朝方のニューヨーク金先物相場が、16日の東京の日中終値時点を下回っていたのを受け安寄りした。その後は、一時買い戻しに値を戻す場面もあったが、軟調地合いに変化はなく、安値圏で推移した。東京ゴールドスポット100の終値は37円安の4289円。銀は軟調。約定された期先2限月と12月当ぎりが20~30銭安。白金は7営業日ぶりに反発。円安・ドル高を映して買い先行で始まった後も、NYの堅調を眺め、上伸した。終値は11~19円高。パラジウムは反落、期先3限月が11~16円安で引けた。