金 4,597円 (-24)

プラチナ 3,745円 (-88)

11/11、ニューヨーク市場の金相場は3カ月ぶりの安値を付けた。ドルの反落が押し上げ要因とならず、引き続き12月にも米国の利上げがあるとの観測に圧迫された。金現物は米東部時間午後2時41分(1941GMT)時点で0.5%安の1オンス=1084.61ドルと、8月7日以来の低水準。主要支持線とみられている、7月に付けた5年半ぶり安値の1077ドルに近づいている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は前日比3.60ドル安の1084.90ドル。米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に約10年ぶりの利上げに踏み切ると予想する向きが増える中、金塊相場は過去11営業日中、10営業日で下落した。ソシエテ・ジェネラルのアナリスト、ロビン・バー氏は「12月に利上げしたら、次の問題はその先の道筋がどうなるかだ」と指摘。FRBが少なくともあと3回、0.25%利上げした場合、「金相場は間違いなく1050ドルに向けて下落するだろう」と述べた。世界最大の金ETF(上場投資信託)、SPDRゴールド・トラストの金保有高は10日に663.43トンと、米投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破綻した2008年9月以来の低水準となった。東京貴金属の金相場は3営業日続落。中心限月2016年10月先ぎりは前日比13円安の4292円、他の限月が11~15円安で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場の軟調地合いを眺め、弱気売りが先行して始まった。寄り後は、NY金の戻りと円相場の引き締まりの強弱材料が打ち消し合い、方向性を欠いた。東京ゴールドスポット100は11円安の4326円。銀は出合いのあった期中と期先の4限月が30銭~2円30銭安。白金も3営業日続落。NYの下落を受け、安寄りした後は、決め手難から整理売買中心に推移した。16年10月先ぎりが43円安の3578円、他の限月は41~46円安で取引を終えた。パラジウムは成約した期中以降の4限月が6~13円安と続落。