金 4,638円 (+8)

プラチナ 3,890円 (-87)

11/9、ニューヨーク市場の金相場は9営業日ぶりに反発し、緩やかに上昇した。ドル相場が後退した事が背景。一方で、米雇用統計が堅調な内容となり12月の利上げ観測が高まったことを受け、金は引き続き3カ月ぶり低水準で推移している。金現物は米東部時間午後2時32分(1932GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1090.20ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は0.40ドル高の1088.10ドル。INGのシニアストラテジスト、ハムザ・カーン氏は「米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに踏み切るまで、金の底値はどの辺りか、つまり現在の水準か、それともさらに低い水準なのかということへの懸念は続くとみられる」と話した。先週6日に発表された米雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比27万1000人増と市場予想を大きく上回った。増加幅は10カ月ぶりの大きさとなる。また、失業率は7年半ぶりの低水準となる5%に改善した。このため、投資家らは約10年ぶりとなる米国の利上げ時期について来月との見方を強める結果となり、金相場は6日、8月以来の安値となる1オンス=1084.90ドルに下落した。東京貴金属の金相場は反落。中心限月2016年10月先ぎりは前週末比14円安の4310円、他の限月は8~14円安で取引を終えた。日中立ち会いは、先週末6日のニューヨーク金先物相場が米利上げ観測の強まりを背景に値下がりした流れを引き継ぎ、弱気売り先行で始まった。寄り後は、ドルに対する円の軟化やNY金の戻りを眺めた売方の手じまいなどに下げ幅を縮めた。東京ゴールドスポット100は10円安の4345円で終了。銀は出合いのあった期先3限月が20銭~30銭安。白金は反落。寄り後も、上値の重いNY白金相場を眺めた売りが優勢で、10月先ぎりは37円安の3733円で取引を終了。他の限月は36~44円安。パラジウムは取引が成立した期先3限月が31~42円高。