金 4,630円 (-11)

プラチナ 3,977円 (-26)

11/6、ニューヨーク市場の金相場は続落し、3カ月ぶり安値を付けた。週間ベースでの下げ幅は、2年超ぶりの大きさとなる見通し。この日発表された10月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が市場予想を大きく上回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による12月の利上げ観測が強まったことが背景。米雇用統計では、失業率も7年半ぶりの低水準となる5.0%に低下。これを受け、ドルは1.4%上伸し、4月以来の高値を付けた。BMOキャピタル・マーケッツの非鉄・貴金属取引ディレクター、タイ・ウォン氏は「雇用統計が強気の内容となり、金は8月以来初めて1100ドルを割り込んだ」と説明した。金現物は当初値上がりしたものの下落に転じ、一時約1.7%値下がりし8月7日以来の安値となる1オンス=1084.90ドルを付けた。米東部時間午後2時12分(1912GMT)時点では、1.3%安の1089.21ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は1.5%安の1087.70ドル。米雇用統計の発表後30分で、出来高は約4万9500枚に急増した。金現物は週間ベースでは4.6%の下落となる見通し。これは、下げ幅としては2013年6月以来の大きさで、7月に付けた5年半ぶり安値に近い水準となる。三菱商事の貴金属アナリスト、ジョナサン・バトラー氏は雇用統計について「このような数値となり、FRBは年内に利上げに踏み切るとみられる」と指摘。その上で「ドルは3カ月ぶり高値に近づき、米国債の利回りは7月以来の高水準にある。金は年初来安値に下落する可能性がある」と話した。東京貴金属の金相場は6営業日ぶりに反発。終値は、中心限月2016年10月先ぎりが前日比13円高の4324円、他限月は7~13円高。日中立ち会いは、5日のニューヨーク金先物相場安を受けて小幅安で始まった。寄り後は、NY金が買い戻し優勢に上昇に転じた上、為替相場は円安・ドル高に振れたのを好感し、プラス圏に切り返した。先ぎりが約定安値。東京ゴールドスポット100は13円高の4355円。銀は1円40銭安~変わらずで総じて小動き。白金は5営業日ぶりに反発。東京時間帯のNY相場の引き締まりと円安を眺め、終値は16年10月先ぎりが19円高の3770円、ほかは14~24円高となった。先ぎりが一代安値を更新。パラジウムは51~64円安と4営業日続落だった。