金 4,641円 (-6)

プラチナ 4,003円 (-8)

11/5、ニューヨーク市場の金相場はドル相場が3カ月ぶりの高値を付けたことから続落し、7週間ぶりの安値に値下がりした。米連邦準備制度理事会(FRB)が12月利上げに向けて可能性を残したことで、金はさらなる下落に向け不安定な値動きになるとみられる。FRBのイエレン議長は4日、12月利上げについて、上向きな経済指標の発表で正当化された場合、「可能性はある」と言及。ニューヨーク連銀のダドリー総裁もイエレン議長の発言を支持する意向を明らかにした。また、米アトランタ連銀のロックハート総裁は5日、FRBが発表した直近の声明文について、12月利上げについて意図的に投資家を説得させようとした内容だと指摘した。シカゴのビジョン・フィナンシャル・マーケッツの金属取引ディレクター、デービッド・ミーガー氏は「これらの発言は、FRBが12月に利上げに踏み切るとの見方を高める結果となった」と分析。その上で、「これを受けて、ドルは対通貨バスケットで強含んだ」などと説明した。金現物は一時、9月16日以来の安値となる1オンス=1103.90ドルに下落。米東部時間午後2時28分(1928GMT)時点では0.2%安の1105ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は、0.2%安の1104.20ドル。金相場は過去6営業日で約60ドル値下がりしている。東京貴金属の金相場は5日続落。終値は、中心限月の2016年10月先ぎりが前日比31円安の4311円、他の限月は28~31円安。日中立ち会いは、4日のニューヨーク金塊先物が、利上げ観測を背景に一時1カ月ぶりの安値に落ち込んだことなどを受け、売りが先行した。その後、現在取引中のNY金は下げ渋っているが、東京市場は弱気売りが優勢となり、頭重い展開となった。東京ゴールドスポット100は31円安の4342円で取引を終えた。銀は総じて下落。金相場の下落になびいて売られ、50銭~2円安で終了した。白金は4営業日続落。中心限月の16年10月先ぎりは7円安の3751円、他の限月は6~14円安。日中立ち会いは、NY安を受けた売りに小幅続落して始まり、その後はおおむねマイナス圏でもみ合った。パラジウムは52~84円安で取引を終えた。