金 4,724円 (-41)

プラチナ 4,076円 (-41)

10/30、ニューヨーク市場の金相場は3日続落し、一時3週間ぶりの安値を付けた。年内の米利上げ観測を背景に、週間ベースでの下げ幅は8月以来の大きさとなる見通し。米連邦準備制度理事会(FRB)は2日間の日程で開いた今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で、次回12月会合で利上げに踏み切る可能性もあると示唆。下向きな経済指標や世界経済への懸念で利上げが来年に先延ばしされるとの観測の広がりを抑えた。マッコーリーのアナリスト、マシュー・ターナー氏は「われわれエコノミストは12月の利上げを予想している」と指摘。その上で「予想通りになるには、新たな減速ステージに入っていないことを示すのに十分で妥当な経済指標が出てこなければならない。フェデラルファンド(FF)金利先物などの数字にも利上げ期待が一段と織り込まれてくれば、金相場は下落するだろう」と述べた。金現物は米東部時間午後3時23分(1923GMT)時点で0.4%安の1オンス=1141.36ドル。一時は100日移動平均をわずかに上回る水準で、今月9日以来の安値となる1139.11ドルまで下げた。10月の月間ベースでは2.4%高で終了する見通し。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は0.5%安の1141.40ドル。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月の2016年10月先ぎりが前日比45円安の4442円、他の限月は46~47円安。29日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場が、米国の年内利上げ観測を受けて下落したことから、日中立ち会いは弱気の売りが先行した。日銀が金融政策の現状維持を決め、直後に円高・ドル安に振れると、先ぎりの下げ幅は70円以上に達する場面がみられた。その後は円相場が下げに転じたことや、現地夜間のNY金相場の上昇に支えられ、下げ幅を縮めた。東京ゴールドスポット100の終値は46円安の4474円だった。銀は薄商いの中で売りが優勢となり、90銭~1円20銭安で終了した。白金も小甘い。中心限月の16年10月先ぎりは11円安の3880円、他の限月は6~11円安。NY白金相場の下落が重しとなった。パラジウムは13円安~10円高とまちまちだった。