金 4,831円 (-10)

プラチナ 4,142円 (-32)

10/26、ニューヨーク市場の金相場は横ばい。ドルの上昇が一時的に止まったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ時期に関する不透明感が背景。金現物は、米東部時間午後3時12分時点(1912GMT)で、0.02%高の1オンス=1164.10ドル。一時は1169.20ドルまで上伸した。前週末23日には、13日以来の安値となる1158.77ドルまで下落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は、3.40ドル(0.3%)高の1オンス=1166.20ドル。23日の金相場は、中国の予想外の利下げを受け、上昇から一転して下落。世界経済の弱さを背景に、FRBが利上げの先送りを余儀なくされるとの見方が強まった。26日に発表された統計では、9月の米新築住宅着工で新築一戸建て販売が約1年ぶりの低水準となり、ドル指数を圧迫した。ただ、販売価格の上昇からは、住宅市場の堅調さも示唆された。RJオブライエン(ニューヨーク)のグローバル・マーケティング・ストラテジー部門のバイス・プレジデント、ダン・イッツオ氏は「現時点で、12月の利上げシナリオは考えにくい」との見方を示した。市場では、28日に終了する米連邦公開市場委員会(FOMC)への関心が高い。FRBは今回の会合で利上げするとは予想されていないが、12月の利上げに関する材料が注目されている。シティのストラテジスト、デビッド・ウィルソン氏は「利上げ時期は9月とみていたが、既に来年との見方に変わった」と話した。東京貴金属の金相場は小幅続伸。終値は、中心限月2016年8月先ぎりが前週末比3円高の4517円、他限月は1~8円高。前週末23日のニューヨーク金先物相場は下落したが、為替相場が前週末より円安・ドル高に振れたのが材料的には勝り、日中立ち会いは小高く始まった。その後は、円安一服を背景に一部限月がマイナス圏に沈んだが、NY金相場の堅調推移を眺めて切り返した。東京ゴールドスポット100は8円高の4539円。銀は30銭安~1円90銭高とまちまち。16年2月きりは出合いがなかった。白金は反落。終値は、16年8月先ぎりが25円安の3900円、ほかは20~30円安。前週末のニューヨーク安を受けて、安寄りした。その後は、取引時間中のNY白金相場の軟調地合いを映し、下げ幅を拡大した。パラジウムは23~32円高と続伸。期近2限月は約定されなかった。