金 4,801円 (+5)

プラチナ 4,071円 (-23)

10/13、ニューヨーク市場の金相場は続伸、一時1%安となる場面もみられたが、回復した。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内利上げ観測が後退し、ドルが対ユーロで3週間ぶり安値となったことが要因。前日発表された9月の中国貿易統計は、同国経済が引き続き失速しているとの見方を高める内容だった。金現物は米東部時間午後1時57分(1757GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1165.91ドル。一時、1151.16ドルに下げる場面もみられ、前日に付けた3カ月ぶり高値を下回った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は0.90ドル高の1オンス=1165.40ドル。ナティクシスのアナリスト、バーナード・ダダ氏は「大手銀行の一部は利上げは恐らく来年に実施されると考えており、金相場は1150~1160ドルの間で(しばらくの間)推移するとみている」と話した。2日に発表された米雇用統計が弱い内容となり、米国の利上げが来年に後ずれするとの思惑が広がって以降、金は約5%上昇している。FRBのブレイナード理事は12日、中国などの世界経済減速やほかの国際的リスクが米経済回復の妨げにならないと明確になるまでは、FRBは利上げを先送りすべきだと発言していた。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月2016年8月先ぎりが前営業日比19円高の4434円、ほかは16~21円高。日中立ち会いは、12日のニューヨーク金が米年内利上げ見送り観測を背景に上昇したのと、前週末の日中取引終了時点から為替が円安に振れたのを眺め、高寄りした。その後は、NY金が軟調に推移したことや、低調な中国の貿易収支などに圧迫され、上げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は18円高の4448円。銀は総じて安い。終値は、16年4月きりの20銭高を除き、30銭~1円80銭安。白金は続伸。終値は、16年8月先ぎりが64円高の3809円、ほかは55~78円高。NY白金が7営業日続伸した流れを引き継ぎ、買い先行で始まった。寄り後は、NY白金夜間相場が調整売りで値を消したのを眺め、水準を切り下げたパラジウムは軟化。約定した4限月が57~63円安で引けた。