金 4,721円 (-24)

プラチナ 3,911円 (+7)

10/7、ニューヨーク市場の金相場はドルが引き締まったことを受け、約2週間ぶりの高値から反落した。ただ、米利上げ観測の後退を背景に、下げ幅は限られた。現物は米東部時間午後2時53分(1853GMT)時点で1オンス当たり0.1%安の1145.86ドルを付けた。一時は9月24日以来の高値となる1153.30ドルまで買われる場面もあった。市場は、9月に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を控え、比較的低調商いとなった。USバンク・ウェルスのシニア・インベストメントストラテジストのロブ・ハワース氏は「市場参加者は、9月のFOMCで連邦準備制度理事会(FRB)がどれだけ(利上げに)近づいていたか、どれだけ具体的に世界経済の混乱について議論されたのかに関心を持っている」と話した。さらに「ヘッジファンドはFRBが(利上げに)動かなかった場合のヘッジとして、ショートポジションを巻き戻しているか、新たにロングポジションを取っている。この日の相場は、こうしたポジション調整の動きが一部に反映されている」との見解を示した。ABMアムロの外国為替・商品取引ストラテジストのジョーゼット・ボール氏は「総じてリスクの高い資産の相場は好調だ。相場の地合いも良好で、金相場にとってはやや逆風になった」と指摘。その上で「金相場は引き続き、主に利上げ期待に左右されている」と語った。金はFRBが年内に利上げに踏み切る可能性があるとの観測が強まったことから、機会損失コストが意識されて売り圧力にさらされた。しかし、低調な米経済指標や世界経済に対する警戒感から買い戻しの動きが出ている。米国の利上げ時期をめぐる思惑により、金は10月に入って3%程度上昇している。東京貴金属の金相場は3営業日続伸。終値は、中心限月2016年8月先ぎりが前日比46円高の4425円、他限月は39~47円高。日中立ち会いは、6日のニューヨーク金相場が、米利上げ観測の後退を背景に上伸したことを受け、強気買いが先行して始まった。その後、日銀が金融政策の現状維持を決め、為替相場が円高・ドル安に振れると一時伸び悩んだが、ニューヨーク金相場が1オンス=1150ドル台を回復すると終盤にかけて買い直され、大半の限月がこの日の高値で引けた。東京ゴールドスポット100は39円高の4437円。銀は1円~1円90銭高と続伸。白金も続伸。終値は、中心限月16年8月先ぎりが79円高の3666円、他限月は70~77円高。NY白金相場の値上がりを映して高寄りした後も、NY相場の上昇を眺めて上伸し、高値圏で取引を終えた。パラジウムは反発。先ぎりは夜間取引で2760円と、継続足で7月6日以来3カ月ぶりの高値を付けた。終値は63~83円高。