金 4,695円 (+96)

プラチナ 3,795円 (+35)

10/2、ニューヨーク市場の金相場は上伸した。米雇用統計が予想よりも弱い内容だったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げに踏み切るとの観測が後退、ショートカバーが入った。米労働省がこの日発表した9月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比14万2000人増にとどまり、市場予想の20万3000人を大幅に下回った。これでショートの買い戻しが加速した。雇用統計発表後、金塊相場は2週間ぶり安値水準から値を上げた。中国をはじめとする世界経済の低迷で、米経済の力強さが減退しているとの懸念が高まり、数カ月にわたりレンジ取引が続いた金相場に勢いを取り戻させた。金現物は2.5%高の1オンス=1141.50ドルとこの日の高値を付けた後、米東部時間午後2時58分(1858GMT)時点では2.1%高の1136.40ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は2%(22.90ドル)高の1136.60ドル。RBCキャピタル・マーケッツの貴金属ストラテジスト、ジョージ・ジェロ氏は「今日で流れが変わった可能性がある。こうした(弱い)雇用統計は予想されていなかった」と話した。東京貴金属の金相場は続落。終値は、中心限月2016年8月先ぎりが前日比12円安の4268円、ほかは12~16円安。日中立ち会いは、為替相場の円高・ドル安を受けて安寄りした。その後は、為替相場が円安に振れたものの、9月の米雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がる中、現在取引中のニューヨーク金相場安を眺めた売りが出た。東京ゴールドスポット100は13円安の4284円。銀は約定した3限月が50銭安~20銭高。10月当ぎりと16年2、4月きりは出合いがなかった。白金は続落。終値は、16年8月先ぎりが56円安の3492円、ほかは48~79円安。1日のニューヨーク白金先物相場が5営業日続落となった流れを受けて、値下がりして始まった。その後は現在取引中のNY白金の軟調地合いを眺め、水準を切り下げた。パラジウムは期中以降の4限月が53~70円高。期近2限月は取引が成立しなかった。