金 4,750円 (-5)

プラチナ 3,937円 (+9)

9/25、ニューヨーク市場の金相場は反落した。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が講演で、年内利上げへの可能性を残したことをきっかけに、ドルが買われたことが要因。イエレン議長は24日の講演で、インフレが安定し、米経済が雇用を増やすほど十分に力強ければ、FRBは年内にも利上げを始める見通しだと語った。金の保有コストを抑え、ドルを圧迫する超低金利からの利上げ観測により、金相場は今年に入って5%下落している。FRBが今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決めたことを受け、ドルが軟化したことが買い戻しを誘い、金相場は24日に8月25日以来の高値を付けた。だが、値は保たれなかった。金現物は米東部時間午後3時41分(1941GMT)時点で、0.5%安の1オンス=1148.60ドル。前日は2.1%上昇し、1日の上げ幅としては1月以来の大きさとなった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は0.7%安の1145.60ドル。5四半期連続の下落となる見通し。市場関係者によると、金相場は100日移動平均となる1オンス=1150ドル前後が上値抵抗になる見込み。リッチコム・グローバル・サービシズのプラディープ・ウニ氏は「FRBが12月に利上げに踏み切ることがはっきりしたことで売られた可能性が高い」と指摘。「(イエレン議長の)講演から、FRBが9月の利上げを見送ったのは、世界の市場動向の考慮した点に尽きるのは明らかだ」と分析した。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月2016年8月先ぎりが前日比60円高の4417円、ほかは61~66円高。日中立ち会いは、24日のニューヨーク金先物相場高や円安を背景に、強気買い先行で始まった。その後は、強弱材料が交錯して全般はもみ合ったが、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長による「年内利上げが適切」との発言を受けNY金相場が軟調に推移すると、これを眺めてやや水準を切り下げた。東京ゴールドスポット100は66円高の4435円。銀は期先2限月が1円20銭高。ほかは出合いがなかった。白金は反発。終値は、16年8月先ぎりが30円高の3701円、ほかは31~36円高。NY相場高や円安を受けて高寄りした後、NY相場がじりじりと値を戻すのを眺め、上げ幅を拡大した。パラジウムは期中以降の4限月が7円安~12円高。期近2限月は取引が成立しなかった。