金 4,578円 (-18)

プラチナ 4,001円 (+15)

9/15、ニューヨーク市場の金相場は反落し、先週に付けた約1カ月ぶりの安値水準に戻された。8月の米小売売上高を受けてドルのインデックスが上昇したことが主因。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)による利上げ判断を控えた警戒感から、市場では見送り気分が強かった。米連邦準備制度理事会(FRB)は16、17両日、FOMCを開催し、金相場には打撃になる利上げについて是非を決める。早ければ9月中にも利上げされる可能性があるとの見方から、金は今年に入って6%下げている。しかし、金融市場全般の動揺、中国経済の減速懸念により、今回の会合での利上げ判断を疑問視する観測が出ている。HSBCセキュリティーズのチーフメタルズアナリスト、ジェームズ・スティール氏は「FOMCを控え、見送り姿勢が強まる中を浮動した」と指摘。ドルが引き締まったことが圧迫材料になったと語った。金現物は米東部時間午後2時55分(1855GMT)時点で0.5%安の1オンス=1103.20ドルと、前週末に付けた約1カ月ぶりの安値となる1098.35ドル近辺で取引された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の金先物12月きりの清算値は0.5%安の1102.60ドル。INGの商品取引戦略の責任者、ハムザ・カーンズ氏は「相場は方向感のない展開だ。基本的には買い持ち筋が、ドルの変動がどの程度なのかを見極めるまでの間、利益確定の売りを出している」との見方を示した。東京貴金属の金相場は続落。終値は中心限月2016年8月先ぎりが前日比16円安の4249円、他限月は12~17円安。日中立ち会いは、14日のニューヨーク相場の上伸や為替の円安・ドル高を受けて高寄りした。しかし、その後は日本時間15日のNY金相場が値を消したことや、日銀金融政策決定会合の結果が現状維持だったことを受けて為替が円高に振れたことを眺め、マイナス圏に沈んだ。東京ゴールドスポット100の終値は15円安の4264円。銀は約定された期先2限月と12月きりが70銭~1円10銭安と続落した。白金も56~60円安と続落。NY相場安を受けて安寄りし、その後も15日のNY相場が値を消したことから下げ幅を広げた。パラジウムは期先3限月と12月きりが6~43円安と下落。他は出合いがなかった。