金 4,628円 (+40)

プラチナ 4,107円 (+45)

9/10、ニューヨーク市場の金相場は反発。欧州株が4営業日ぶりに反落したことを受け、買われた。ただ、トレーダーらは米利上げ時期に関する新たな手掛かりを待っており、依然として慎重姿勢だった。金現物は9日、株高やドル高で8月11日以来の安値となる1オンス=1101.11ドルの水準まで押し下げられ、1日の下落幅としてはここ約2カ月で最大になった。トレーダーらは、金相場が9月16、17両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えてさらに下落する可能性があると指摘している。金現物は米東部時間午後2時40分(1840GMT)時点で0.5%高の1オンス=1110.65ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月きりの清算値は0.7%高の1109.30ドル。ICBCスタンダード・バンクのストラテジスト、トム・ケンダル氏は「金市場が利上げの可能性に注目してどのような相場を形成するか、またFOMCが予想外の結果になった場合、どうなるかを分析するのは非常に困難だ」と指摘した。同氏はさらに「一つ言えるのは、この時期の金市場は、とりわけインド亜大陸からの季節的な押し上げ要因があるはずだが、現時点では市場は非常に静かだ」と語った。スコシア・モカッタのテクニカルアナリストは、金現物が9日、幾つかのチャート上の重要な水準を割り込んだため、7月に付けた安値に押し戻される可能性があると指摘した。7月に付けた1077ドルは、2010年2月以来の安値だった。東京貴金属の金相場は反落。終値は中心限月2016年8月先ぎりが前日比55円安の4275円、他限月は51~56円安。日中立ち会いは、9日のニューヨーク金が株高を背景に下落した地合いを引き継ぎ、大幅安で始まった。その後は円相場の軟化を眺めて下げ幅を圧縮した。東京ゴールドスポット100の終値は55円安の4289円。銀は金の下げになびき、約定されている期先2限月と10月当ぎりが60銭~1円30銭安と反落。他ぎりは出合いなし。白金も反落。NY安を眺めて安寄りしたものの、その後は円安やNYの堅調を反映して下げ幅を縮めた。終値は61~76円安。パラジウムは12月きりと期先3限月が27~59円安と反落。他限月は出合いがなかった。