金 4,589円 (-64)

プラチナ 4,056円 (-115)

9/4、ニューヨーク市場の金相場は続落した。この日発表された米雇用統計は減速したが、米利上げ見通しをめぐる不透明感が払拭(ふっしょく)されるには至らなかった。金塊相場は週間ベースで2週連続の下落となる見通し。8月の米雇用統計によると、非農業者部門の就業者数が前月比17万3000人増で、前月の24万5000人増(改定値)に比べ落ち込んだ。ただ、失業率は約7年半ぶりの低水準に改善したほか、時給の伸びも確認され、FRBは9月に利上げに踏み切るとの見通しは温存された。金塊現物は米東部時間午後2時49分(1849GMT)時点で0.4%安の1オンス=1120.80ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物12月きり清算値は0.3%安の1121.40ドルだった。ABNアムロのアナリスト、ジョルジェット・ボエル氏は「米雇用統計は結局、好調な内容だったと思われる。新聞の見出しに躍る数字(非農業者部門の就業者数)は低調だったが、失業率は低下し、時給は上昇したからだ」と話した。FRB高官の1人は、雇用統計は「良好」で、金融政策の見通しを変更するような内容ではないと述べた。東京貴金属の金相場は大幅に3日続落。終値は、中心限月の2016年8月先ぎりが前日比70円安の4299円、他の限月は67~72円安。日中立ち会いは、欧州中央銀行(ECB)のインフレ見通し下方修正を受けてドル高・ユーロ安が進み、ドル建て金が割高感から売られた海外市場の地合いを引き継いで、売りが先行した。その後も株安を背景にリスク警戒感から円高・ドル安が進んだことから、後場にかけて下げ幅を拡大する動きが続いた。終盤はやや買い戻された。東京ゴールドスポット100は67円安の4317円で取引を終えた。銀は小動き。まばら商いの中、変わらず~90銭高で終了した。白金は反落し、中心限月の16年8月先ぎりは58円安の3880円、他の限月は54~64円安。株安や円高を受けた売りが強まり、ほぼ終日軟調に推移した。同じく白金族もパラジウムも下落し、25~53円安で取引を終えた。