金 4,702円 (-3)

プラチナ 4,212円 (+46)

9/2、ニューヨーク市場の金相場は株価の持ち直しとドルの反発を受けて下落した。ただ、8月の米雇用統計の発表を前に、利上げ時期をめぐる不透明感が強まっており、小幅な値動きにとどまった。この日の取引では、中国が低迷する国内株式相場の下支え策を講じているとの報道を好感し、世界的に株価が持ち直した結果、序盤の値を消す展開となった。また、ドルインデックスが0.5%上昇したことも圧迫材料となった。金現物は米東部時間午後2時48分(1848GMT)時点で0.5%安の1オンス=1134ドルを付けた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物12月きりの清算値は0.5%安の1オンス=1133.60ドル。キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、シモナ・ガンバリーニ氏は「4日に発表される8月の米雇用統計(の内容)を見極めるべきだ」と指摘。「それまでは金相場に大きな動きはないとみている。市場参加者は連邦準備制度理事会(FRB)が(利上げを)決めるのを見守っている」と話した。市場関係者は、FRBの利上げ時期がより明確になるまで、新規ポジションを取ることに慎重な姿勢を崩していない。FRBは、利上げの可能性は力強い経済指標次第と説明している。あるアナリストは、4日の米雇用統計が注目を集めていると語った。その上で、「現時点では12月に利上げが行われるとの見方が強まっている。恐らく相場はそれを織り込み始めるだろう」との見通しを示した。東京貴金属の金相場は4営業日ぶり反落。終値は、中心限月2016年8月先ぎりが前日比14円安の4393円、ほかは13~16円安。日中立ち会いは、軟調なニューヨーク金先物相場などを眺め安寄りした。その後は、円相場の軟化、NY金相場の切り返しを映して買い戻され、取引終盤に下げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は14円安の4405円。銀は約定された期先2限月が30銭~40銭安。白金は軟調。終値は、16年8月先ぎりが24円安の3918円、ほかは19~38円安。急落して始まった後は円相場の軟化、中国株の下げ幅縮小を眺めた買い戻しに安値を切り上げた。パラジウムは51~85円安。10月当ぎりは取引が成立しなかった。