金 4,694円 (+41)

プラチナ 4,197円 (+103)

8/27、ニューヨーク市場の金相場は続落した。米国の国内総生産(GDP)伸び率や、雇用関連指標が上向き、株価やドルが押し上げられたことが背景で、週間では3月以来の下げ幅を記録する気配。ただ、米利上げ時期をめぐる不安は下値を支えた。米東部時間午後2時29分(1829GMT)時点では、0.2%安の1オンス=1122.86ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物12月きりの清算値は2ドル安の1122.60ドル。先週の上げ幅は、今週の下落でほぼ帳消しになった。4~6月期の米GDP伸び率が上方修正されたことや、先週分の米失業保険申請件数の減少幅が予想を上回ったことを受け、米株価は大きく上伸、ドルも値を上げた。INGのハムザ・カーン氏は「統計は予想を上回る内容だった。実際、利上げに近づいていくことになろう」と指摘。「金の先行きは何も明らかになってはいない」と語った。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の当局者は来月の利上げは、数週間前と比べ、切迫性が薄れたとの見方を示した。RJOフューチャーズのフィリップ・ストレイブル氏は「株式市場は幾分安定を取り戻してきた。これが金を圧迫している」と指摘した。金相場はなお、7月に記録した5年半ぶり安値を5%近く上回っているが、先週、7週間ぶり高値の1168.40ドルを付けて以降、4%近く値を消した。東京貴金属の金相場は4日続落。終値は、2016年6月きりが前日比28円安の4330円、新ポ16年8月先ぎりを除く他の4限月は27~29円安。日中立ち会いは、26日のニューヨーク市場で株安が一服し、リスク警戒感の後退を背景に安全資産とされる金が下落した流れを引き継ぎ、下げて始まった。その後は為替相場が円安・ドル高に振れたのを眺めて下げ幅を縮める場面がみられたが、午後には円相場の下げ渋りを受けて再び引き緩んだ。新ポ16年8月先ぎりは、夜間取引で7円下ざやの4353円で発会し、4325円に下げて取引を終えた。東京ゴールドスポット100は27円安の4344円で終了した。銀は金の下落になびいて軟調となり、先ぎり以外の出合いがあった3限月が1円30銭~1円60銭安で終了した。新ポ16年8月先ぎりは、発会値が同ざやの56円、終値は54円70銭。白金は続伸。16年6月きりは44円高の3853円、先ぎりを除く他の4限月は43~46円高。日中立ち会いは、産業用需要の減少懸念が薄れたことから、買い戻しが先行した。午前中は値頃買いに上げ幅を拡大する場面がみられたが、午後は追加材料待ちとなり、上値を抑えられた。先ぎりは24円下ざやの3777円で発会し、3851円に上昇して取引を終えた。パラジウムは軟調。15年12月きりの7円高を除き、2~39円安で取引を終えた。16年8月先ぎりは8円下ざやの2080円で発会し、終値は2083円だった。