金 4,900円 (+62)

プラチナ 4,383円 (+52)

8/20、ニューヨーク市場の金相場は続伸。7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が利上げを急いでいないことを示唆する内容で、ドルが下落したことを受け、5週間ぶり高値をつけた。ING銀行のハムザ・カーン氏は「FOMCは9月利上げを完全に決定したわけではないため、市場は欲求不満気味だ」と語った。金現物は米東部時間午後2時40分(1840GMT)時点で1.7%高の1オンス=1152.96ドル。一時1154ドルと、7月15日以来の高値をつけた。ニューヨーク商業取引所(COMEX)の先物12月きり清算値は2.2%高の1153.20ドル。現物は7月下旬に記録した5年半ぶり安値、1077ドルから7%超回復した。マッコーリーのマシュー・ターナー氏は「金を支えているのは、7月下旬から8月下旬まで見られた悪いニュースだ。中国人民銀行(中央銀行)が通貨を切り下げて以降、ニュースの流れは一段と金の地合いを強めている」と指摘する。「ただ、利上げを踏まえると、ドルはここから上昇すると考えなければならない。あまり喜ぶべきではない」と語った。LOGICアドバイザーズのビル・オニール氏は「焦点は明らかに、FRBのトンが変わったと受け止められていることだ。9月の利上げはないというのが、大方の結論だ」と説明。テクニカルな買いも相場を押し上げており、1160ドルを試す地合いにあると分析した。一方、相場上昇はインドや中国の実需を圧迫し、両国での価格プレミアムを縮小させている。東京貴金属の金相場は急反発。終値は、中心限月の2016年6月先ぎりが前日比75円高の4531円、他の限月は73~80円高。日中立ち会いは、19日のニューヨーク市場で、中国経済の先行き不透明感や欧米の株安を背景に、金が安全資産として買われたことを受けて、強気の買いが先行した。その後もNY金相場の上昇を眺めて強含みで推移し、先ぎりは、一時4539円と、7月21日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。東京ゴールドスポット100は75円高の4537円で取引を終えた。銀も金の上昇を眺めて大幅高となり、期先2限月が1円70銭~2円10銭高で終了した。白金は急伸。中心限月の16年6月先ぎりは122円高の4105円、他の限月は117~133円高。日中立ち会いは、NY白金相場の上昇を眺めた買いが入り、高寄りした。その後もNY白金相場の強地合いを背景に買いが継続し、先ぎりは一時4123円と、7月16日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。パラジウムも白金の上昇につれて買われ、73~100円高で取引を終えた。