金 4,794円 (+11)

プラチナ 4,296円 (+27)

8/17、ニューヨーク市場の金相場は反発。先週は週間ベースでは3カ月で最大の上げ幅を記録していた。予想よりも軟調だった米経済指標と、中国当局の人民元切り下げの市場への影響の不透明性が続いていることが、相場の支援材料となった。先週の元の切り下げ後、金は7月中旬以来の高値水準を付けた。アナリストは、元安は米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ見送りを促す可能性があるとみている。金現物は米東部時間午後3時2分(1902GMT)時点で0.2%高の1オンス=1116.40ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物12月きりの清算値は0.5%高の1オンス=1118.40ドル。年内の米利上げ実施予想は、ドル高が進む中で金のオポチュニティー・コスト(逸失可能性利益)を増加させ、先月金は5年半ぶりの安値となる1077ドルを付けた。ニューヨーク連邦準備銀行が17日発表した8月のニューヨーク州製造業景況指数が、2009年3月以来の低水準となったことで、ドルが下落し金は上昇した。コメルツバンクのアナリスト、カールステン・フリッチェ氏は「9月の利上げの可能性は約50%から40パーセントに後退したようだ」と述べ、「われわれは最初の利上げを9月と予想するが、それまでは金の上値は抑えられるとみられる。最初の利上げ後にそれほど時間を経ず、金は上昇を始めるはずだ」と分析した。FRBは19日、7月末開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公開する。この内容は06年以来初の利上げ時期を判断する手掛かりとなる。東京貴金属の金相場は反発。中心限月2016年6月先ぎりが前週末比14円高の4459円、他の限月は13~15円高で取引を終えた。日中立ち会いは、14日のニューヨーク金先物相場安を受けた買方の手じまいが先行し、安寄りした。その後は、NY金の引き締まりを背景に強気買いなどが入り、軒並みプラスサイドへ切り返した。東京ゴールドスポット100は、15円高の4471円で終了。銀は8月当ぎりの1円20銭高を除き、50~70銭安。10月きりと16年2月きりは出合いがなかった。白金は反発。高寄り後も、NY相場の底堅さを眺めた買いが先行した。16年6月先ぎりは30円高の4016円、ほかは28~37円高でそれぞれ大引けた。パラジウムは9~75円高で終了。