金 4,632円 (-42)

プラチナ 4,081円 (-125)

8/3、ニューヨーク市場の金相場は反落。米利上げ時期を探ろうと米経済統計に注目が集まる中、ドル高が圧迫要因となった。米東部時間午後3時2分(1902GMT)時点では、0.9%安の1オンス=1086.06ドル。7月24日には1077ドルと、5年半ぶりの安値をつけていた。金現物は7月にほぼ7%値を消し、月間下落幅としては2013年6月以来の大きさだった。また、先週は6週連続の下落となり、1999年以来の長期下落傾向が続いている。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりの清算値は0.5%安の1オンス=1089.40ドル。貴金属相場は、トムソン・ロイターの商品指数であるCRB指数(19商品で構成)になびいて下落した。CRBは12年ぶりの安値水準にあり、約10年続いた商品相場の「スーパーサイクル」で上昇した分のほとんどが消えた。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「きょうはドルが優位性を取り戻し、商品相場を圧迫した。市場は週末に発表される非農業部門就業者数など米経済指標に注目している」と述べた。ドルは主要通貨に対して0.1%上昇した。6月の米個人消費が4カ月ぶりの小幅増加となったことで一部値を消した。7月の米製造業指数は前月から低下した。投資家らは、およそ10年ぶりとなる米利上げ時期に影響を与える米経済統計に注目している。特に週末に発表される非農業部門就業者数が重要とされる。世界最大の金上場投資信託のSPDRゴールド・トラストの金保有高は2163万オンスと、2008年9月以来の低水準に落ち込んだ。ETFセキュリティーズ(ニューヨーク)のマイク・マクグロン調査部長は「ここで起きていることは、中国主導の世界景気減速が工業用の商品相場に影響を与えるという構造的変化だ」と指摘した。東京貴金属の金相場は反発。終値は中心限月2016年6月先ぎりが前週末比44円高の4358円、他限月は44~46円高。日中立ち会いは、31日のニューヨーク相場が、米雇用指標の鈍化を背景とする為替のドル安・ユーロ高を受けて上昇した地合いを引き継ぎ、高寄りした。午前中は中国の製造業購買担当者景況指数(PMI)確報値の悪化を眺めて値を伸ばしたが、午後はNYの上昇一服から伸び悩んだ。東京ゴールドスポット100の終値は47円高の4366円。銀は変わらず~20銭高と小じっかり。8月当ぎりと12月きりは出合いがなかった。白金は小幅続落。小幅まちまちで始まった後、NY相場がもみ合いながら水準を下げたことを眺めて軟化した。終値は10円安~変わらず。パラジウムは15~46円安と下落。期近2限月と2月きりは約定されなかった。