金 4,653円 (-38)

プラチナ 4,235円 (-3)

7/30、ニューヨーク市場の金相場は約1%下落し、5年半ぶり安値近辺の水準。米経済が第2四半期に改善したことを示すGDP(国内総生産)統計が発表されたことを受けてドルが上昇したことが背景。GDP統計は、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利上げするとの見方を支援する内容だった。米商務省が30日発表した2015年第2四半期(4~6月)のGDP速報値は年率換算で前期比2.3%増。第1四半期はこれまで0.2%減のマイナス成長とされていたが、0.6%増に上方改定された。金現物は一時1.3%安の1オンス=1081.85ドルまで下落。20日に付けた2010年2月以来の安値1077ドルに近づいた。米東部時間午後2時07分(1807GMT)時点では0.7%安の1089.11ドル。シカゴのRJOフューチャーズのシニア商品ブローカー、フィリップ・ストレイブル氏は、ドル高に加え、米国が年内に利上げする見通しであることから、「いかなる安全資産も買う必要は全くない」と強調した。FRBは2日間の金融政策会合の後で、米経済が第1四半期の減速を乗り越え、「緩やかに拡大している」との認識を示した。そのことがドルを押し上げ、主要通貨バスケットに対しては0.4%上昇し、ドル建ての金塊が、ドル以外の通貨を保有する買い手にとって割高になった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きり清算値は0.4%安の1オンス=1088.40ドル。シティグループのストラテジスト、デービッド・ウィルソン氏は「焦点がドルとその強さに戻ったことで、米利上げが実際に起きるまでは金相場の軌道は下向きだ」と述べた。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月の2016年6月先ぎりが前日比20円安の4331円、他限月は18~21円安。日中立ち会いは、ニューヨーク金相場の上昇を映し、強気買いに続伸して始まった。その後は、利益確定の売りに上値を抑えられる中、終盤はNY金の軟化、対ユーロでのドル高進行を眺めて売られ、マイナス圏で推移した。東京ゴールドスポット100は21円安の4339円。銀はまばらの買い戻しに続伸。終値は20銭~1円50銭高。白金も続伸。16年6月先ぎりが14円高の3965円、ほかは13~31円高。NY白金相場の上昇を眺めて高寄りした。その後も円安を背景に上伸したが、終盤はNY白金の下落、円安一服で押し戻され、上げ幅を縮めた。パラジウムは変わらず~31円高で取引を終えた。