金 4,691円 (+23)

プラチナ 4,238円 (+36)

7/29、ニューヨーク市場の金相場は小幅上伸したが、先週付けた5年半ぶり安値付近にとどまっている。米連邦準備制度理事会(FRB)の声明によって利上げのタイミングの不透明感が高まったと同時に、9月利上げの可能性もまだ残されていることが背景。BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の金属トレーディング・ディレクター、タイ・ウォン氏は「市場はFRBが9月利上げから幾分遠のいたか否か判断しかねているようだ。もう少し明確さを得るために、今後連邦公開市場委員会(FOMC)委員の話がほしい」と述べた。ウォン氏は、声明が6月とほぼ同じだとも指摘した。金現物は米東部時間午後2時41分(1841GMT)時点で0.14%高の1オンス=1096.50ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、声明発表前に0.3%安の1オンス=1092.60ドルで終了した。LBBWのアナリストは「私の見方では、金は売られ過ぎているため、次は値上がりする可能性があるが、現時点では何とも言えない。大勢の人が金でやけどしたため、彼らは金に触れたがらない」と指摘した。金現物は先週、2010年2月以来の安値となる1077ドルに下落。投資家らがさらなる価格下落の懸念にさらされるのを避け、ニューヨーク市場と上海市場で大量の売りが出たため。金はそれ以来1100ドル以上になかなか回復せず、弱気の投資家がちゅうちょを続けていることを示唆している。東京貴金属の金相場は小反発。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比3円高の4351円、他限月は1~7円高。日中立ち会いは、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとのムードが強い中、前日終値を挟んだ小幅なレンジで推移した。ニューヨーク金先物相場の堅調を受け、全般は買いが先行したが、為替相場の円高基調に頭を押さえられた。東京ゴールドスポット100は3円高の4360円。銀は30銭~1円10銭高。10月きりは出合いがなかった。白金は反発。終値は、16年6月先ぎりが19円高の3951円、ほかは17~21円高。小高く寄り付いた後、NY相場高を受けてじり高で推移したが、買い一巡後は上値の重い展開になった。パラジウムも7~34円高と反発。8月当ぎりは取引が成立しなかった。