金 4,668円 (+19)

プラチナ 4,202円 (+19)

7/28、ニューヨーク市場の金相場は小幅上伸したものの、前週末に付けた5年半ぶりの安値近辺にとどまった。市場は、同日から2日間にわたり開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を待っている。今回の会合では、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ時期について新たな手掛かりが示されると予想されている。金現物は米東部時間午後2時26分(1826GMT)時点で0.2%高の1オンス=1095.28ドルと、24日に付けた2010年以来の安値1077ドルからそう離れていない水準。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きり清算値は0.20ドル安の1オンス=1096.20ドル。INGのアナリスト、ハムザ・カーン氏は「FRBの姿勢が29日にある程度明確になるまでは、相場が底を打ったか判断するのは難しい」と述べた。同氏はまた、「このところの出来高は、FOMC声明が、よりはっきりした表現になった場合に備えたショートカバーが入っている可能性があることを示唆している」との見方を示した。金利上昇は金塊相場の圧迫材料になる一方、ドルを押し上げている。早期に利上げがあり得るとの観測で、投資家は相場下落にもかかわらず買いを入れることをためらっている。三菱商事のアナリスト、ジョナサン・バトラー氏は「ドルと米国債利回りのわずかな上昇にもかかわらず、金は足踏み状態だ」と指摘した上で、「将来の複数回の利上げを一部織り込みつつあることを示しているように思われる」と述べた。 トムソンロイターのGFMSの調査担当者らのリポートによると、2015年4~6月期の世界の金需要は2009年以来の低水準になった。6月に中国の香港からの金純輸入量が10カ月ぶりの低水準に落ち込んだことも、相場の重しになった。東京貴金属の金相場は反落。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比7円安の4348円、他限月は7~11円安。日中立ち会いは、現地夜間のニューヨーク金先物相場の軟化を背景に安寄りした。その後はNY相場安に圧迫される中、日中株価の動向を眺めて為替相場が円安に振れたことから、下げ幅を縮小した。東京ゴールドスポット100は9円安の4357円。銀は50銭安~10銭高とまちまち。8月当ぎりは出合いがなかった。白金は反落。終値は、16年6月先ぎりが23円安の3932円、ほかは11~26円安。安寄り後、中国株の下落を受けて下げ足を速めたが、円相場の軟化を眺め、徐々に安値を切り上げた。パラジウムも反落。先ぎりが59円安、ほかは30~51円安。8月当ぎりと10月きりは取引が成立しなかった。