金 4,649円 (-30)

プラチナ 4,183円 (-39)

7/27、ニューヨーク市場の金相場は反落し、先週付けた5年半ぶりの安値に近づいた。米国の早期利上げ観測が弱材料。市場は米金融政策を注視しているが、トレーダーらは、中国の株価指数が1日としては2007年以来最大の下落率を記録したことで、損失をカバーする必要から、金にさらに売りが出た可能性があると指摘した。金現物は米東部時間午後3時20分(1920GMT)時点で、0.6%安の1オンス=1092.36ドル。先週まで5週連続で下落し、続落期間は12年末以降で最長となった。一方、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりの清算値は1%高の1オンス=1096.40ドル。RJOフューチャーズ(シカゴ)の上級市場ストラテジスト、エリ・テスファイエ氏は「市場は損失の一部を取り戻している」と述べた。米連邦準備制度理事会(FRB)は28、29の両日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開く。米景気の足取りが強まる中、年内の利上げに向かっていると示唆する公算が大きい。RBCキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の貴金属ストラテジスト、ジョージ・ジェロ氏は米金塊先物相場の上昇について、「FOMC声明が9月もしくは12月(の利上げ)に言及するか分からず、あす(の声明発表)を控えて市場参加者が慎重になっている」と指摘した。金現物は24日、10年2月以来の安値となる1077ドルを付けた。世界最大の金上場投資信託(ETF)、SPDRゴールド・トラストの金保有高は24日時点で2187万オンスと、7日連続で減少し、08年9月以来の低水準となった。東京貴金属の金相場は反発。中心限月2016年6月先ぎりが前週末比37円高の4355円、他の限月は38~40円高で取引を終えた。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場の戻りを眺め、ポジション調整の買いが先行、高寄りした。その後もNYの堅調を背景に利益確定の買いが入り、底堅く推移した。東京ゴールドスポット100は、39円高の4366円で終了。銀は30~90銭安で引けた。白金は反発。高寄り後、為替相場の円高・ドル安を受けて値を削り、16年6月先ぎりが29円高の3955円で取引を終えた。ほかは15~39円高。パラジウムは10月きりが変わらず、期先3限月が26~30円高。8月当ぎりと12月きりは取引が成立しなかった。