金 4,656円 (-30)

プラチナ 4,183円 (-36)

7/23、ニューヨーク市場の金相場は下落。米国の週間新規失業保険申請件数が予想よりも減少したことを受け、ドルが序盤の安値から切り返したことで、再び1オンス=1100ドルを割り込んだ。今週の急落を受け、金の上値は引き続き重い。 金は週初の20日に、約2年ぶりの下落率を記録。テクニカル面でも主な水準を割り込み、一段の下落が示唆される。安値での買いも一部に見られたが、買いの勢いは乏しい。 金現物は、米東部時間午後2時53分(1853GMT)時点で、0.3%安の1オンス=1089.34ドル。一時は1105.60ドルまで値を上げた。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、前日終値比2.60ドル(0.2%)高の1オンス=1094.10ドルで引けた。 シティのアナリスト、デビッド・ウィルソン氏は「市場は、9月の利上げへの関心が高い。利上げが行われると想定すると、それまでは金に対して下落圧力が続くことを考える必要がある」と話した。 米連邦準備制度理事会(FRB)が約10年ぶりの利上げに向かっていることから、今年の金相場は上値の重い展開が続いている。 TDセキュリティーズ(トロント)のコモディティー投資戦略責任者、バート・メレク氏は「FRBが9月か12月にも利上げを行うとすれば、その影響は想定以上に大きくなる可能性もある」と話した。 テクニカルアナリストは、20日の急落からの反発が終われば、2010年の安値の1044ドルが次の下値目標と指摘する。 アバトレードのチーフマーケットアナリスト、ナイーム・アスラム氏は「金の反発はテクニカルな取引にすぎない。テクニカル的には、最近の急落が行き過ぎだったことが示唆される」と指摘した。 金に対するエクスポージャーの削減は続いている。世界最大の金上場投資信託(ETF)のSPDRゴールド・シェーアズの金保有高は、2008年以来の低水準に落ち込んでいる。東京貴金属の金相場は5営業日ぶりに反発。中心限月2016年6月先ぎりは前日比23円高の4370円、他の限月が20~24円高で取引を終えた。日中立ち会いは、為替相場の円安・ドル高を受け、ポジション調整の買いが先行、高寄りした。その後は、堅調に推移するニューヨーク金夜間相場を眺めて新たな買いが入り、値位置を切り上げた。 東京ゴールドスポット100は、24円高の4377円。 銀は30~70銭高。8月きりは出合いがなかった。 白金は6営業日ぶりに反発。高寄り後、日本時間のNY白金相場高を眺めた買いに上げ幅を広げ、16年6月先ぎりが73円高の3960円で取引を終えた。ほかは68~86円高。パラジウムは続伸した。