金 4,686円 (-11)

プラチナ 4,219円 (+39)

7/22、ニューヨーク市場の金相場は1%超反落し、一時約5年ぶりの安値を付けた。ドルが持ち直したほか、今週に入っての急落を受け、金への投資意欲が鈍っていることが背景。 ほぼ10年ぶりとなる米国の利上げ観測が高まっていることで、金に対する投資妙味が薄れている。20日の取引では3%下落し、1日の下げ幅としては2013年9月以来最大となった。 世界最大の金上場投資信託(ETF)のSPDRゴールド・シェアーズの金保有量は21日時点で4.8%減と4営業日連続で減少。08年以来最も少ない保有量で、ピークだった12年の約半分に減少した。 金現物は、米東部時間午後2時41分(1841GMT)時点で0.8%安の1オンス=1092.40ドル。一時5年ぶりの安値となる1086.90ドルまで下落した。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、12ドル安の1091.50ドルで引けた。 ドルが主要通貨バスケットに対して値上がりした後、金相場下落に弾みがついた。ジュリアス・ベアのアナリスト、カルステン・メンケ氏は「相場は弱材料にあふれており、軟調な地合いにつながっている」と指摘した。 スコシア・モカッタのテクニカルアナリストは顧客向けメモで、「次の下値目標は10年の安値である1044ドル、次いで09年終盤の1006ドル」と分析している。東京貴金属の金相場は続落。終値は中心限月2016年6月先ぎりが前営業日比53円安の4347円、他限月は50~56円安。日中立ち会いは、21日のニューヨーク相場が年内の米利上げ観測を背景に9営業日続落したのを受け、弱気売りが先行した。寄り後もNY相場が水準を切り下げたほか、円が対ドルで強含んだことから下げ幅を拡大。先ぎりは午後に入って一時4328円と8カ月ぶりの安値水準となった。 東京ゴールドスポット100の終値は54円安の4353円。 銀は1円40銭安~20銭高で総じて軟調。 白金は5営業日続落。16年6月先ぎりは38円安の3887円、ほかは36~45円安。寄り後もNY安を眺めて軟調に推移した。 パラジウムは39円安~30円高。当ぎりを除いて反発した。