金 4,697円 (-24)

プラチナ 4,180円 (+19)

7/21、ニューヨーク市場の金相場は小反発。前日は5年ぶり安値に値下がりしていた。米国の利上げ観測に加えてインドからの需要が落ち込んだことで、ディーラーの多くがさらなる金の下落に備えている。 金現物は米東部時間午後3時(1900GMT)時点で、0.2%高の1オンス=1098.58ドル。 前日は2013年9月以来の下げ幅となる3%超安に下落。これを受け、金相場は下値支持線の1オンス=1100ドル近辺で取引されている。アナリストらの一部は、この水準を下回るとさらに売り込まれる可能性があると指摘した。 ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは0.3%安の1オンス=1103.50ドルで終了した。これは終値としては、10年2月以来の安値水準。 HSBC(ニューヨーク)のアナリスト、ジェームズ・スティール氏は、米ドルと株価の下落を受け、「金への懸念がいったん小休止状態になる」可能性があると話した。 だが多くは、前日に上海金取引所(SGE)で取引が開始されてすぐに売り注文が殺到したことを受けて、さらなる金の下落に対し懸念している。 ディーラーらは、世界最大の金消費国であるインドの需要についても着目している。ディーラーの一部は、金が売られ同国ではさらなる買いにつながりにくい状況になっていると指摘したが、ほかはそれには同意しなかった。東京貴金属の金相場は暴落。終値は中心限月2016年6月先ぎりが前営業日比155円(3.4%)安の4400円、他限月は152~156円安。先ぎりが一時4385円を付けて継続足で14年12月以来、7カ月ぶりに4400円を割り込んだほか、期中以降がそれぞれ一代の安値を更新した。 日中立ち会いは、20日のニューヨーク相場が米国の利上げ観測を背景とする売りに急落した地合いを引き継ぎ、大幅安で始まった。その後は現在のNY金が若干、下げ幅を縮めているのを眺めて小戻した。 東京ゴールドスポット100の終値は154円安の4407円。 銀は80銭~2円40銭安と下落。10月きりは約定されなかった。 白金はNY安を反映し、4営業日続落。先ぎりが一時3891円を付けて年初来安値を更新し、全限月が一代の安値を塗り替えた。終値は128~133円安。 パラジウムは71~87円安。先ぎりが年初来安値を、期先3限月と10月きりが一代の安値をそれぞれ更新した。