金 4,893円 (-13)

プラチナ 4,363円 (-13)

7/15、ニューヨーク市場の金相場は続落し、一時4カ月ぶりの安値を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が年内の利上げ方針は変わらないと表明したことが嫌気された。イエレン議長はこの日の下院金融サービス委員会の公聴会で、労働市場は着実に改善するとみられ、海外情勢の混乱で米経済がその軌道を外れる可能性は低いとの見方を示した。この証言をきっかけに、金相場は1オンス=1143.43ドルと、3月半ば以来の安値を付けた。ETFセキュリティーズ(ニューヨーク)の調査ディレクター、マイケル・マクグローン氏は「前日の小売売上高がさえない内容だったことを踏まえれば、世界的なデフレ環境の中、イエレン議長が最近繰り返し発言している近い将来の利上げが、金相場にとって第一の圧迫要因とみられる」と述べた。金現物は米東部時間午後2時9分(1809GMT)時点で0.6%安の1オンス=1148.51ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは0.5%安の1147.40ドルで引けた。この日の米株価はほぼ横ばいだったが、ドルは対通貨バスケットで0.6%上昇し、ドル建てである金相場を圧迫した。東京貴金属の金相場は小幅ながら5営業日続伸。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比1円高の4572円、ほかは変わらず~2円高。日中立ち会いは、堅調なニューヨーク金先物相場を眺めて高寄りした。その後はイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を前に様子見気分が強まり、積極的な取引は手控えられた。東京ゴールドスポット100は変わらずの4578円。銀は1円安~70銭高とまちまち。2月きりは出合いがなかった。白金は反落。終値は、16年6月先ぎりが11円安の4124円、ほかは3~12円安。安寄り後は、NY時間外相場を眺めた買い戻しなどが入って下げ渋った。パラジウムは6円安~6円高とまちまち。8、12月きりは約定されなかった。