金 4,906円 (-17)

プラチナ 4,376円 (-36)

7/14、ニューヨーク市場の金相場は下落。市場は15、16の両日に予定されている米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の半年次議会証言を待っている。同証言では、迫りつつある米利上げに関するさらなるシグナルが発せられる可能性がある。14日発表された6月の米小売売上高が市場予想に反して減少だったことで、米経済が再び減速しているとの懸念が生じ、金相場は一時安定した。同統計で米経済見通しへの懸念が強まり、FRBの利上げ時期をめぐる不透明感が増し、ドルが下落した。金現物相場は米東部時間午後2時35分(1835GMT)時点で0.3%安の1オンス=1154.60ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは0.2%安の1153.50ドルで引けた。TDセキュリティーズ(トロント)の商品ストラテジスト、マイケル・ローウェン氏は「きょうの小売売上高は弱めの内容だったので、FRBが今週何を言うか様子見だ。FRBはこのところ随分長い間言及している台本に忠実であるのか、それともより最近の統計に目を向けるのか?」と語った。米利上げ見通しに圧迫され、金は年初来で2.5%下げている。デンマークの銀行サクソバンクの商品調査責任者、オーレ・ハンセン氏は「イエレンFRB議長があす議会証言を行うことを考えれば、その前に出る経済統計に弱さがあれば、人々の気持ちを落ち着かせる効果があるかもしれない」と話した。イラン核問題について欧米など6カ国とイランが核協議で歴史的合意に達したことで、世界の株式市場は緩やかながら上昇した。アナリストらによると、テクニカル分析では金は一段と下げやすい状況という。東京貴金属の金相場は4営業日続伸。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比10円高の4571円、他限月は7~11円高。日中立ち会いは、ギリシャ金融支援交渉の再開合意を受けた為替の円安・ドル高を映し、高寄りした。その後は、もみ合いとなったが、午後は円相場の強含みを眺め、上値が重くなった。東京ゴールドスポット100の終値は7円高の4578円。銀は40銭安~20銭高と小幅まちまち。日中で約定されたのは6月先ぎりにとどまり、夜間を含め、12月きりは出合いがなかった。白金は13日のNY高になびき、大幅反発。午後に円高やNY安を背景に上げ幅を削ったが、68~78円高で引けた。パラジウムも52~80円高と続伸。10月きりは約定されなかった。