金 4,923円 (+17)

プラチナ 4,412円 (+72)

7/13、ニューヨーク市場の金相場は続落。ギリシャと欧州連合(EU)が金融支援協議を始めることに条件付きで合意に達したことを受け、ドルが対ユーロで引き締まったことで売られた。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利上げ姿勢が変わっていないことも重しとなった。ギリシャは、今後3年で約950億ドルの金融支援を受ける可能性について、条件付きで合意を得た。金現物は序盤に1オンス=1150.78ドルを付け、米東部時間午後2時42分(1842GMT)時点では、0.6%安の1156.42。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の先物8月きりは、0.2%安の1155.40ドルで終了した。フォレックス・ドット・コムのテクニカルアナリスト、ファワッド・ラザクザダ氏は「ギリシャ金融支援の協議開始で合意したことにより、投資家は株式のような、よりリスクの高い資産への投資に向かう可能性があり、貴金属相場は一段安に向かう公算が大きい」との見方を示した。ギリシャの債務問題で、個人投資家が金を大量に購入することはなかった。金の所有コストを上昇させるドル高と、米国の利上げ観測が要因としてあったからだ。ドルはこの日、通貨バスケットに対して0.8%上昇。さらに世界的な株高となったことで、安全資産である金の購入意欲がそがれた。FRBのイエレン議長が10日の講演で、労働市場に弱さが残るが、年内の利上げに向かっているとの見解を示したことも、地合いを悪くした。ドイツ銀行のアナリスト、マイケル・ルイス氏は「9月か10月の利上げになるかは五分五分で、金相場が第4四半期に1100ドル台に向かうと予想する理由の一つとなっている」と述べた。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月の2016年6月先ぎりが前週末比9円高の4561円、他の限月は9~14円高。日中立ち会いは、外国為替市場で円安・ドル高が進んだことを受けて強気の買いが先行した。その後はもみ合ったが、NY金の時間外相場が弱含んだため、午後は伸び悩んだ。東京ゴールドスポット100の終値は14円高の4571円だった。銀はまばらの買いに小じっかり。20銭~80銭高で取引を終了した。白金は下落。中心限月の6月先ぎりは20円安の4059円、他の限月は20~23円安。NY白金の時間外相場が下落したことを受けた手じまい売りが先行した。その後もNY白金の時間外相場の軟化を受けて安く推移した。パラジウムは小口の買いに反発。終値は2~51円高だった。