金 4,906円 (+38)

プラチナ 4,340円 (+27)

7/10、ニューヨーク市場の金相場は小反落、序盤の上昇分を消す展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が、年内のいずれかの時期で利上げを行うとの見解を述べる一方、米労働市場は依然として弱いとの懸念を表明したことが背景。金現物は米東部時間午後2時33分(1833GMT)時点で、0.1%高の1オンス=1160.33ドル。依然として8日に付けた約4カ月ぶり安値、1146.75ドルの水準で推移している。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは、0.1%安の1157.90ドルで終了した。BMOキャピタル・マーケッツ(ニューヨーク)の非鉄・貴金属取引ディレクター、タイ・ウォン氏は「イエレン氏の発言は予想よりもタカ派的なトーンで、若干の金の売りを誘った」と指摘した。ドルは対主要通貨バスケットで下落分を消す展開。一方、ユーロは対ドルで上昇分の一部を消す格好となった。ソシエテジェネラルのアナリスト、ロビン・バール氏は「金相場はユーロの上昇にいくらか支援されている。だが、もし12日にギリシャと合意に至れば、金にとっては弱材料となるだろう」と話した。東京貴金属の金相場は続伸。終値は、中心限月2016年6月先ぎりが前日比15円高の4552円、ほかは10~15円高。日中立ち会いは、9日の中国株の下げ止まりによるリスクオフムード後退を背景に、ニューヨーク金が下落したことから安寄りした。その後は中国株の浮動を眺めて売り買いが交錯する場面があったものの、円の軟化やNY金時間外の強含みを受け、値位置を切り上げた。東京ゴールドスポット100は11円高の4557円。銀は30~60銭高としっかり。期近2限月は出合いがなかった。白金はおおむね続伸。終値は、16年6月先ぎりが3円高の4079円、ほかは7円安~5円高。需要減少観測が根強い中を下落して始まった後、円相場の下落を眺めて買い戻しが入り、期近を除いて切り返した。パラジウムは軟調。