金 4,868円 (+43)

プラチナ 4,313円 (+34)

7/9、ニューヨーク市場の金相場は続伸。中国株の回復で同国経済が総崩れになることへの懸念が和らぎ、前日に一時付けた4カ月ぶり安値から値を上げた。ただ、ドル高によって上値は抑えられた。近い将来の利上げに対する警戒感が示された8日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、金市場は控えめな取引となっている。金現物は米東部時間午後3時10分(1910GMT)時点で0.3%高の1オンス=1160.96ドル。前日は一時、4カ月ぶりの安値となる1146.75ドルを付けていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月きりは0.4%安の1159.20ドルで引けた。商品投資会社LOGICアドバイザーズ(ニュージャージー州)の共同創業者ビル・オニール氏は「(金相場は)弱々しい動きだ。需要をあまり呼び込まなかった」と指摘。「どうしても市場に参加しなければならないという理由はない。最も悪いことには、需要サイドに対する疑念もある」と述べた。東京貴金属の金相場は反発。終値は、中心限月の2016年6月先ぎりが前日比37円高の4537円、他の限月は37~42円高。日中立ち会いは、円高・ドル安の進行を眺めた弱気の売りが先行し、小幅続落して始まった。しかしその後は、円相場が日経平均株価の上昇を眺めて伸び悩み、ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場の時間外相場も戻りを試す展開となったことから、買い戻しに切り返し、堅調に取引を終えた。東京ゴールドスポット100の終値は、43円高の4546円だった。銀も金に追随して反発し、70銭~3円10銭高で取引を終えた。白金は4営業日ぶりに反発。これまで大幅に下落した反動から買い戻しが先行、その後もNY白金の時間外相場の上昇や円相場の軟化を受けた買いが続き、終盤にかけて上値を追う展開となった。16年6月先ぎりは73円高の4076円、他の限月は68~88円高。パラジウムもまばらの売りに押された10月きりが109円安となったのを除けば、25~99円高と、おおむね上昇してこの日の取引を終えた。